夏本番を迎え、少し歩くだけで汗が噴き出すこの季節のお出かけに、美術館はピッタリ。
この夏、関東には足を運んでおきたい美術館が目白押しです。
今回は、SNSで話題となっている美術館と、そこで現在開催されている展示を7つご紹介します。
気になる美術館があるか、チェックしてみてください◎
東京都渋谷公園通りギャラリー/東京・渋谷
最初にご紹介するのは、東京都渋谷公園通りギャラリーです。
この場所では、アートを通して、ダイバーシティの理解促進や共生社会の実現を目指し、アール・ブリュットなどのさまざまな作品の展覧会やイベントが行われています。
現在は、 作品を通して他者の日常に触れ、ありふれた日常について考えさせられる「日常アップデート」が開催中。
この展示では、いつもなら見過ごされるような風景や体験、言葉や記憶など繰り返される日々について、6名の作家の作品を通して捉え直す体験できます。
写真は、白い布と黒い糸を使って、刺繍の平面作品や立体作品のインスタレーションなどを制作しているユ・ソラさんの作品。
白と黒で表現された空間から、日常とは何かを問いかけているんだそうです。
東京都渋谷公園通りギャラリー
期間:2024年6月15日(土)~9月1日(日)
場所:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、展示室2、交流スペース(東京都渋谷区神南1丁目19-8 都営神南1丁目アパート)
開館時間:11:00~19:00
※8月16日(金)8月23日(金)、8月30日(金)は、サマーナイトミュージアムにつき21:00まで開館
休館日:月曜
入場料:無料
公式HP:https://inclusion-art.jp
公式Instagram:@skdgallery_tokyo
21_21 DESIGN SIGHT/東京・六本木
続いてご紹介するのは、東京・赤坂の東京ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTです。
21_21 DESIGN SIGHTは、昨年の冬に「もじ イメージ Graphic 展」を開催し、SNSでも話題となっていました。
現在開催中の「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」は、最先端の科学技術とデザインをテーマとした企画展示で、未来を間近で体感できることで話題となっています。
ここでは、デザインエンジニアである山中俊治さんが大学の研究室でさまざまな人々と協働し制作してきたプロトタイプやロボット、スケッチの紹介がされていますよ。
21_21 DESIGN SIGHT
期間:2024年3月29日(金)~ 9月8日(日)
場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日
入場料:一般1,400円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
公式HP:https://www.2121designsight.jp/
公式IG:@2121designsight
原美術館 ARC/群馬・渋川
続いてご紹介するのは、群馬県にある原美術館ARC。
緑に囲まれた自然豊かな場所にあり、時間とともに変化する自然をアートとともに感じることができます。
また、大きな大きなキャンベルスープの缶や日本列島のベンチなど、つい写真を撮りたくなってしまうような作品が常設展として展示されています。
ここでは現在、「日本のまんなかでアートをさけんでみる」が開催中。
日本の最北端と最南端の岬を円で結んだちょうど中心に位置するのが、この美術館がある群馬県渋川市であり、日本のまんなかと言われています。
この日本のまんなかにある原美術館ARCでしか見ることのできないアートを味わってみませんか?
原美術館ARC
期間:2024年3月16日(土)~9月8日(日)
場所:群馬県渋川市金井 2855-1
開館時間:9:30~16:30(入場は16:00まで)
休館日:木曜 ※8月を除く
入場料:一般1800円、70歳以上1500円、大高生1000円、小中生800円
公式HP:https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/1555/
公式IG:@haramuseumarc
Immersive Museum TOKYO/東京・新宿
“Immersive=没入感”をキーワードとする、「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」。
ここでは、特別な音響効果と、360度アートに囲まれる非日常の空間から、名画の世界に入り込んだような体験ができるとして毎回大きな話題を呼んでいます。
第1弾の「印象派」、第2弾の「ポスト印象派」に続く今回は、「印象派と浮世絵」をテーマとした「Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~」が開催中。
アートへの没入体験に加え、北斎がAIで似顔絵を刷ってくれるインタラクティブエリア「AI北斎」(税込500円 / 回)も登場していますよ。
Immersive Museum TOKYO
期間:2024年7月10日(水)~10月29日(火)
場所:ベルサール新宿南口(東京都渋谷区千駄ケ谷5-31-11)
開館時間:平日10:00~17:00(入場は16:20まで)土日祝9:00~17:00(入場は16:20まで)
平日入場料:大人2500円、大学生・専門学生2000円、中学・高校生1500円、小学生以下無料、障がい者割引2000円
土日祝入場料:大人2700円、大学生・専門学生2200円、中学・高校生1700円、小学生以下無料、障がい者割引2200円
公式HP:https://immersive-museum.jp/tokyo/
公式IG:@immersive.museum
そごう美術館/神奈川・横浜
お次にご紹介するのは、横浜にあるそごう美術館。
現在は、デビュー作である『りんごかもしれない』を皮切りに、大人気絵本作家となったヨシタケシンスケさんの展示、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開催されています。
2022年から全国を巡回中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」では、絵本作家として大人気であるヨシタケシンスケさんの「頭のなか」を覗くことができる作品がたくさん展示されています。
ヨシタケシンスケさんの発想の豊かさに支えられた「かもしれない」展示たちにくすっと笑ってしまうこと間違いなしです。
そごう美術館
期間:2024年7月23日(火)~9月2日(月)
場所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階
開館時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
入場料:一般 1400円(1200円)大学・高校生 1200円(1000円)中学生以下無料
※公式オンラインチケット(e-tix)にて、カッコ内の値段で購入可能
公式HP:https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
ヨシタケシンスケ展かもしれない公式HP:https://yoshitake-ten.exhibit.jp
ホキ美術館/千葉
続いてご紹介するのは、千葉県にあるホキ美術館です。
こちらは、世界でも有数の写実絵画専門の美術館で、写真のように美しい絵を約500点所蔵しています。
1対1で写実絵画と向き合える場所を目指した建物は、SNSで密かに話題となっています。
現在は、「作家の視線 過去と現在、そして…」という展示が開催中。
作家が伝えたい感動や、作家が感じる美の変化を読み解きに行きませんか?
ホキ美術館
期間:2024年5月23日(木)~11月11日(月)
場所:ホキ美術館 ギャラリー1(千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15)
開館時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)
休館日:火曜日※火曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館。詳しくは公式HPをご確認ください。
入場料:一般 1830円 65歳以上・大学・高校生 1320円 中学生 910円 小学生以下 760円
公式HP:https://www.hoki-museum.jp/
公式IG:@hoki_museum
モネ&フレンズ・アライブ/東京・日本橋
最後にご紹介するのは、「モネ&フレンズ・アライブ」です。
この展示では、360度作品に囲まれた空間やパネル展示を通して、150年前に誕生したフランス印象派の歴史を紐解く体験ができます。
大画面で印象派の作品に没入できるのも魅力的ですが、モネの名作『睡蓮の池』やフランス・ジヴェルニーの「モネの庭」を再現したフォトスポットもみどころの1つです。
実際に絵画の世界に入り込んでいるような写真を撮ってみてください。
モネ&フレンズ・アライブ
期間:2024年7月12日(金)~9月29日(日)
場所:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1・4F)
開館時間:10:00~18:00 (最終入場は17:00まで)
料金:日時指定券 一般 3000円 高大生 2000円 小中生 1500円 ※会場での販売もあり
公式HP:https://monetalivejp.com/index.html
公式IG:@monetandfriendsalive
行きたい展示は見つかりましたか?
今回は、いまSNSで話題になっている美術館7つをまとめました。
まだまだ暑い季節が続きますが、アートに浸って乗り越えましょ!