8月も中盤、夏休みを満喫中という方も多いと思います。
旅行に行きたいけど、まだ行き先を決めていない、もしくは東北を検討中という方に、この夏おすすめしたいのが、宮城・田代島。
宮城県石巻市の島・田代島は、“猫島”で有名なんです。夏に訪れると、青々とした海と生い茂る木々の島らしい風景を楽しむことができます。
また、東京に比べ比較的涼しい東北は、避暑地にぴったり。猫好きさんだけでなく、自然に触れてリフレッシュしたいという方にもおすすめな「田代島」を、実際に現地に行ってきたisutaエディターがレポートします。
田代島 / 宮城・石巻
宮城・石巻の島「田代島」は、猫島として有名な島。コバルトブルーの海に囲まれた、のどかな島です。
田代島には人も住んでいますが、島民よりも猫が多いと言われているんだとか。この島で猫は、大漁の守り神として大事にされているそうです。
田代島へのアクセス
田代島へは、網地島ラインという船で向かうことができます。乗り場は「石巻中央発着所」と「石巻門脇発着所」の2カ所。
石巻中央発着所へは、石巻駅から徒歩約17分で到着します。
料金は、石巻中央発着所から田代島・仁斗田の往復で2500円。支払いは現金のみなので、注意が必要ですよ。
詳しい運航情報などは、網地島ラインHPにて確認してください。
猫がたくさんいるのはここ!
船を降り、山の方へ向かって歩くと見えてくるのがこの看板。左は猫が多く、右は猫が少ないことがわかります。
看板の案内にならって、左へ向かって歩いて行ってみましょう。
左へ進むと、景色はちょっとした住宅街から山道へ。この山道を登っていくと、猫がたくさん集まる「田代島 島のえき」があるようです。
山道は舗装されており、木陰が多く涼しい道のりですが、しっかりと水分補給は行いましょう。
島のえきへ向かう途中ですでにたくさんの猫に遭遇…!猫たちも暑いのか、みんな日陰でのびていました。
猫たちは人に慣れていて、こんなに近寄っても逃げていきません。それどころか触らせてくれるんです!
猫好きにはたまりません…。
15分ほどの山道を登ると、島の中心部「田代島 島のえき」に到着です。
こちらでは、猫に関連するグッズやお食事、ドリンクが提供されているほか、12:00~12:30の間、猫たちがお昼ご飯を食べる様子を見ることができます。
訪問した日には、「にゃんカレー」(800円)、「にゃんカレーうどん」(850円)「きつねこうどん」(770円)などが販売されていました。ドリンクのメニューも豊富です。
島のえきの外にはたくさんの猫が。ごはんをもらえるからか、比較的猫の数が多かった印象です。
島のえきを出て、もう少し歩いた所にあるのは「猫神社」。ここには猫神様がまつられ、鳥居の奥にはたくさんの猫の置物がありました。
山の中にひっそりとたたずむ猫神社は、神秘的な雰囲気。ここにいるとなんだか心が落ち着きます。
田代島には、猫神社のほかにも2つの神社がありますよ。島を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。
この夏、自然と猫に癒されよ
宮城・石巻にある猫島「田代島」をご紹介しました。今回ご紹介したスポット以外にも、田代島は楽しめるスポットがたくさん。帰りの船の時間を気にせず楽しみたいという方は、田代島内にある宿泊施設の利用もおすすめです。
島に住んでいる猫は、お世話してくれる方から餌をもらっているため来島者による餌やりは禁止。そのほかにも、猫じゃらしやマタタビなどの使用も禁止されています。
禁止事項とマナーに配慮しながら、猫島を楽しみましょ。
田代島
住所:宮城県石巻市田代浜
田代島 島のえき
住所:宮城県石巻市田代浜字内山69-2
営業時間:10:00~15:00、もしくは10:00~13:00(※詳しくは公式HPをご確認ください。)
定休日:不定休(※詳しくは公式HPをご覧ください。)
公式Instagram:@tashirojima_shimanoeki
公式HP:http://tashirojima-no-kurashigoto.com/
網地島ライン 石巻中央発着所
住所:宮城県石巻市中央1-14-5 リバーサイドMOTOMACHI 2階
営業時間:8:00~17:00
公式HP:http://ajishimaline.com/