この夏のお出かけ計画はすでにお済みですか?4年ぶりに行動制限のない夏がやってきて、なんだかわくわくした気持ちに満ち溢れている人もいるかもしれません。
せっかく遠出するなら、いつもの暮らしでは味わえない体験がしたい!そんな気分なら、“自然”をテーマにお出かけ先を選んでみるのもアリかも。
今回は、とことん自然に癒されたい人におすすめのスポットを、全国各地からピックアップしてご紹介します。
栃木・那須に避暑するなら、「WHITE NOTE」はマストチェック
栃木・那須の広大な自然の中に佇む「WHITE NOTE(ホワイトノート)」は、“暮らすを楽しむ”をテーマに、厳選された生活雑貨を販売するセレクトショップ。
那須町を縦断する大きな道路「りんどうライン」沿いに位置しているから、車でのアクセスの良さは抜群です。近くには「バターのいとこ」や「チーズガーデン」などの人気店も点在しているので、ぐるっとまとめて巡ることもできそう。
店内には、うつわやキッチングッズといった生活雑貨から、洋服や観葉植物まで、幅広い商品が並んでいます。
「WHITE NOTE」で1番の注目ポイントは、その立地を活かした絶景ビュー!この時期は、豊かな新緑を眺めることができますよ。
南向きに建てられているため、建物の中に太陽の光がたっぷり入り込んでくるそう。お買い物を楽しむだけでなく、自然のエネルギーをたっぷり蓄える時間にもなりそうです。
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▶︎那須の大自然の中に佇むセレクトショップに注目!「WHITE NOTE」は行くたびときめくズル~いお店
山梨・長坂でアートの世界に浸れる「清春芸術村」
山梨・長坂にある「清春(きよはる)芸術村」は、木で囲われた公園のような敷地内に美術館やアトリエが点在する、複合アート施設。
それぞれの施設を巡りながら、敷地そのものの自然も大満喫できちゃいます。
全体をくまなく楽しめる共通チケットは、高校生や大学生なら1人1000円、大人でも1人1500円というお手頃価格。「全部まわらないと」というプレッシャーを持たずに、気になるところだけさくっと楽しむのもおすすめです。
中でも注目したいのは、この場所の自然を大胆に活かした「森の体験を切り取るテントDROP」という作品。
雫型の透明テントは、まるでしゃぼん玉のようにも見えますよね。森の中に佇んで周りを見あげる、そんな体験を切り取ったテントをイメージして作られているのだとか。
他にも敷地内には、木の上に建てられた茶室や、陽の光を取り入れた展示室など、自然をアートの一部として活用している作品がちらほら。
自然だけでなくアートも気になる欲張りさんは要チェックです。
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▶︎まだ間に合う“芸術の秋”はここに行こ!アートに浸れる「清春芸術村」が山梨の隠れた名スポットって噂です
山梨「evam eva yamanashi」で竹林を眺めながら食事を堪能
同じく山梨県、清春芸術村から車で1時間ほど離れた場所にも、「evam eva yamanashi(エヴァム エヴァ ヤマナシ)」という注目スポットが。
こちらは、アパレルブランド「evam eva」が手がける、衣食住をテーマとした複合施設です。
鬱蒼とした林の中には、「evam eva」の商品などを買える「色」の棟、旬の食材を使ったやさしい食事を楽しめる「味」の棟、時期ごとに異なる個展が開催される「形」の棟という、3つの建物が佇んでいます。
入口へと向かう道は、丁寧に伐採・植栽された木々に囲まれ、夏でもどこか涼しげな雰囲気。
大きな窓の外に竹林が広がるレストラン「味」では、おいしい料理と一緒に爽やかな緑も堪能できます。
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▶︎癒されたい人はココに行こ!自然に囲まれた「evam eva yamanashi」はどこを切り取っても絵になる場所
福島・猪苗代「諸橋近代美術館」はまるで中世の洋館
福島・猪苗代駅からバスで20分ほど行った先にある「諸橋近代美術館」は、サルバドール・ダリの作品をメインに展示する美術館。
“中世の馬小屋”をイメージして作られた洋風な外観は、自然豊かな場所に建つ姿も相まって、まるでヨーロッパを訪れた気分にさせてくれます。館内の窓からは、磐梯山(ばんだいさん)の噴火口や、美しい庭園を望むことができるそうですよ。
冬の厳しい寒さや雪の影響もあり、例年11月半ば〜4月半ばは長い休館期間。だからこそ、夏は絶好のチャンスです。
7月15日(土)には、新たな企画展「ミュージアム・ワークス—みんなの知らない美術館」がスタートしたばかり。同館で所蔵する西洋近代絵画の数々を、“保存”や“修復”といった観点から楽しめる展示で、美術館の知られざる努力と工夫を知ることができるものだといいます。
アート好きさんは必見ですね!
ミュージアム・ワークス—みんなの知らない美術館
会期:7月15日(土)〜11月12日(日)
時間:9:30〜17:00(最終入館は16:30まで)
概要:https://dali.jp
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▶︎“東北”のアートスポットってまだまだ知られてないかも…GWのお出かけにおすすめしたい美術館はこの5つ!
滋賀・信楽「NOTA_SHOP」でここだけの陶器と出合う
「信楽焼」で有名な滋賀・信楽の自然に囲まれた「NOTA_SHOP(ノタショップ)」は、陶器をメインに食器や雑貨、アート作品などを取り揃えるライフスタイルショップ。
もともと信楽焼の製陶所として使われていた建物をリノベーションした、古き良き面影の残る建築そのものも楽しめます。
お店を営んでいるのは、デザイナーの加藤夫妻。自分たちでもオリジナルのプロダクトをつくりながら、お店では定期的にさまざまな作家の個展を催しています。
あるときは家具が、あるときは植物が、またあるときにはニットが、と、そのときごとに違った作品が並ぶから、訪れるたびに新たな出合いを楽しめそう。
お店の奥にはカフェスペースも併設されているため、ちょっとした休憩に利用するのもおすすめ。
穏やかな時間が流れる店内に癒され、ふと窓の外を見れば自然が広がり…日常から切り離されたような空間で、落ち着いたひと時を過ごすことができますよ。
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▶︎“自分だけのとっておきの作品”が見つかる?一度は行きたい「NOTA SHOP」はおしゃれさん行きつけの場所だよ
三重・菰野の山の中に佇むカフェ「nest」
三重・菰野(こもの)にあるカフェ「nest(ネスト)」は、森の中に佇む小さな喫茶店です。
外観はまるで別荘のよう。山道を抜けてお店が見えたら、きっと自分だけの隠れ家を見つけたときのような高揚感で満たされるはずですよ。
こじんまりしたお店ながら、店内は窓が大きく開放的に感じられるそう。
ピアノ曲のBGMに癒されながら、外に広がる緑いっぱいの景色と食事を堪能する、贅沢な時間を送れます。
メニューの中でも特にプリンは絶品との声も多く、ムチッとした固め食感がお好みなら要チェック。
かわいらしいレトロなフォルムにときめくだけでなく、カラメルのほろ苦さにホイップのやさしい甘さ、そしてもちろんプリンそのもののお味も、期待を裏切らないクオリティなんだとか!
自家製パンのおいしさにも定評があり、朝8:30から営業しているのでモーニング利用もおすすめです。
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熊本・南小国「喫茶 竹の熊」で日本の原風景を体感
「日本で最も美しい村」の1つでもある熊本・南小国の「喫茶 竹の熊」は、水庭に建てられた高床式のカフェ。
あたり一面を田園に囲まれ、まさに“日本の原風景”を思う存分満喫できる場所です。
お店にはなんと電気が一切なく、地域の農家の方々と同じように、自然の光に頼る暮らしを体験できます。そのため、陽が沈む時間が閉店時間。
そこには、長きにわたる人と自然の営みや、庭、建築のつながりを感じられるようにという目的があるそうです。
カフェでは、目の前に広がる田んぼで採れたお米や、阿蘇周辺のこだわり食材をふんだんに使った料理が提供されています。
自然豊かな南小国の誇る新鮮な野菜やフルーツのおいしさに、ぎゅっと詰まった地域の魅力を感じられそうです。
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▶︎ここ、お寺でも神社でもなく“喫茶店”なんです。熊本にオープンした「喫茶 竹の熊」は今夏必ず行きたい場所
北海道・美瑛の農場のまん中に立つ「きっちん・ひとさじ」
北海道・美瑛町の「きっちん・ひとさじ」は、農場のまん中に建つ、小さな一軒家カフェ。
敷地面積はおよそ28万㎡、東京ドーム7個分にも及ぶ広大な畑の中、自然に囲まれて贅沢な時間を過ごせるお店です。
きっちん・ひとさじのランチメニューは、『今月のスープ』と『手ごねチャバタのサンド』、『季節の小鉢』、それから『お好きなドリンク』がセットになった「旬のバスケットセット」(税込1800円)ひとつのみ。
材料には旬のものを使っているため、季節や収穫量によって内容が突然変わることもあるといいます。
あるときのスープはとうもろこしの冷製ポタージュだったり、またあるときはロシアの伝統料理・ボルシチだったり…。手ごねのチャバタは、小麦から育てたとっておきです。
おいしい食事を楽しめるのは、店内のホール席とテラス席、そして“はらっぱ席”!
ランチセットは専用バスケットに詰めてもらえるので、晴れの日はぜひ夏の日差しを存分に感じながら、ピクニック気分を満喫しちゃいましょう。
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▶︎のんびりスローライフに憧れるあなたにこっそり教えたい。北海道の小麦畑まん中に、素敵なカフェがあるんです
日本再発見!
全国津々浦々、足を運んでみれば素敵な場所ばかり。
また以前のように遠出ができるようになったこの夏は、自然に触れて思う存分開放感を味わってみては?