「Gyro Cropper - 直感操作で写真を切り取り」はデバイスのジャイロセンサーを利用して、本体を傾けながら写真の水平を補正する面白いアプリです。細かい手先の作業が嫌いなので、見た目で直感的に水平を取れるこのアプリが、今では手放せません。もちろん画面のタッチ操作でも、簡単に補正することができます。「正方形さま - Instagram 用に簡単レイアウト&トリミング」は、Instagramへ画像をポストするときなどに細かい調整をするアプリです。縦長/横長の長方形画像をトリミング無しで正方形の画面いっぱいに配置して、余白の色を変更することができます。フレームを付けたり、ドロップシャドウを付けることもできます。この2つのアプリ、同デベロッパーの姉妹アプリで、アプリ間の連携がスムーズ。「Gyro Cropper - 直感操作で写真を切り取り」でトリミングしたあと「正方形さま - Instagram 用に簡単レイアウト&トリミング」でフレームとドロップシャドウを付ける。そして、もう一度「Gyro Cropper」に戻して角度を付けて配置して、最後に「正方形さま」でフレームを付けて仕上げ…。そんな連携も面白いですよ♪このアプリの目玉は、なんといってっもジャイロセンサーでの傾き補正です。本体を傾けても、写真は傾かずにそのままの状態を保ちます。写真の水平・垂直と画面のグリッドを見ながら本体を回していき、水平が取れたところでツールバー1番左のボタンでロック! 驚くほど簡単に水平補正ができます。 今までは指でタップしながら写真を回して、指で見にくい画面とにらめっこしたり、行き過ぎて戻したりでイライラ。水平線を引くタイプも使いましたが失敗して引き直したり、けっこう面倒なんですよね。撮るときに気をつけていればいいんでしょうけど、iPhoneをサッと取り出して気になるものをパシャパシャ写していると、失敗も多々あります。簡単に水平を補正できるのはありがたいものです。タッチ操作での調整作業は、線を引くとその線に合わせて画面が回転する方法と、左右矢印ボタンで回転を微調整する方法があります。微調整は、センサーや線引きでサクッと傾けた後の細かい調整に向いています。ツールバーの右から2番目のボタンは、余白の自動カット機能です。このボタンを押してあると回転時に余白が出ないように、常に正方形の枠にピッタリ収めてくれます。このボタンを解除(ボタン長押し)すると余白ができ、その部分の色は好みに設定可能です。
▼正方形さま
iPhoneのカメラで撮った長方形の写真をそのままInstagramにアップロードすると、余白が黒くなります。これを背景と同じ白に変えて違和感をなくすことができます。 写真を読み込んだら、左下のボタンをタップして、カラーパレットから白を選ぶだけです。画面上でInstagramにアップしたときにどのように見えるのか、プレビューすることができます。「EFECTS」ボタンを押すと、背景色やフレームの色、ドロップシャドウ等を編集できます。画面をタップすると現れるダイヤルで、フレームの太さなどを微調整します。調整が終わったら、保存やアップロードして完了。「正方形さま 」を使うと、かゆいところに手が届く細かい調整ができて、アップロード前に一手間加えるのが楽しくなります☆ 「正方形さま 」でフレームやシャドウを付けた後、「Gyro Cropper」に画像を送り…画像に角度を付けて「正方形さま 」にもどして、外フレームを付けてみました♪ こんな風に組み合わせれば、いろいろなパターンの画像を作れます。メールで送る画像も、SNSやブログにのせる画像も、見栄えがして華やかになります☆2つのアプリの組み合わせが面倒な様に思いますが、実際は優れた単機能アプリそれぞれをサクサク使える利点の方が大きいです。高機能アプリでは、難しすぎて使いこなすのも一苦労。でも、簡単アプリの組み合わせなら、バッチリ使いこなせます!