ホリデーシーズンは写真を撮影する機会も、普段より多くなりそうですよね。
今回はうっかり写り込んでしまった不要な部分を、手軽に画像から削除できるレタッチアプリをまとめてご紹介します。
Pixomatic
今回は右側の木陰に通行人が写り込んでしまった、こちらの画像を様々なアプリでレタッチ編集していきたいと思います。
まずは、画像編集アプリ「Pixomatic」を使って加工を行ってみましょう。下部にある「回復」メニューを選択します。
右下の「マジックブラシ」を選択して、不要な部分を選択します。ブラシの大きさはスクロールバーで調整できますよ。
削除したい部分をなぞると、背面の壁と消したかった部分を同化させることができました。
うまく削除できたら右上の「適用」をタップし、再度右上の「保存」マークを選択することで画像が保存できます。
こちらがレタッチ後の画像です。加工部分に少し歪みが感じられるものの、あまり違和感なく不要な部分を編集することができました。
Retouch(写真レタッチ)
次は「Retouch(写真レタッチ)」というアプリで、同様の加工を行ってみます。
アプリを開いたら「PHOTOS」ボタンで写真の選択を行い、次に『REMOVE OBJECT』を選んでください。
左下のペンマークを使って、不要な部分を選択します。選択部分を修正したい時は消しゴムツールで編集することも可能ですよ。
選択ができたら右下の「GO」ボタンで、加工をスタートさせてください。
1回のレタッチできれいな加工が出来上がりましたよ!
完成したら右上のボタンで画像を保存すればOKです。
こちらが「Retouch(写真レタッチ)」で編集した完成画像です。1タップで自然なレタッチが行われ、満足度の高い仕上がりとなりました。
Easy Retouch
こちらの「Easy Retouch」はアプリのダウンロード自体は無料ですが、課金制のアプリ。はじめて使う場合は、3日間の無料トライアルを利用することができます。無料トライアル終了後は月額325円。初年度以降は月額550円となりますよ。
編集したい画像を選んだら、下部の「クイックリペア」で削除部分を選択してください。こちらのアプリでも、ブラシの大きさが変更可能です。
自動のレタッチ機能とは別に、「投げ縄」で削除部分を選択する方法もありますよ。
不要な部分をぐるっと囲んで、右側の「実行」ボタンを押せば加工がスタートします。
少し加工部分に段差ができていますが、おおむね自然な風合いで仕上げることができました。
アプリのダウンロードと、レタッチ機能を使うところまでは無料で行えます。1度ダウンロードしてみて、仕上がりをチェックしてから課金を検討してみるのも良いかもしれませんね。
PicsArt
最後は画像編集アプリ「PicsArt」のクローン機能を使って、画像をレタッチする方法をご紹介します。
「ツール」メニュー内にある、『クローン』を選択します。
「クローン」は選択した部分の画像を、好きな場所に塗り重ねられる機能となっています。
まずは、クローンに使いたい部分にカーソルを合わせます。次に自動でペイント機能に切り替わるので、削除したい部分にペイントしていけばOKですよ。
ブラシマークをタップすることで、ブラシサイズや透過度などの変更も行えます。
消したくない部分までペイントしてしまった場合は、消しゴムマークで元の画像へ戻すことも…。
こんな感じで、削除したい部分をクローン画像で塗りつぶすことができました。
手動での編集のため、細かい加工が可能。最もきれいなレタッチ画像が完成した印象です。
どのアプリを使ってみる?
今回ご紹介した中で最も簡単できれいな仕上がりだったのは、1タップできれいな加工が行えた「Retouch(写真レタッチ)」でした。
細かい作業が好きな人や、より仕上がりにこだわりたい人には「PicsArt」のクローン機能もおすすめです。
不要なものが写り込んでしまった写真には、レタッチ加工を行ってみてくださいね。