こんにちは、みきしろです。
昨日に続いて、本日もiPhoneカメラの拡張レンズキットをご紹介します。
今回ご紹介するのは、『サンワダイレクト 400-CAM034』ですっ☆
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なお、本記事内のサンプル写真は、すべてiPhone 6 Plusで撮影。
トリミングやHDRなどの処理は一切加えていないものとなります。
かなり近くまで寄って撮影できるマクロレンズ
まずは、通常のままのiPhoneカメラで撮影した写真を見てみましょう。
これは、硬貨にピントが合うもっとも近い距離で撮影したものになります。
だいたい、硬貨1枚が全体の8分の1くらいに収まるサイズまでしか近寄れませんね。
ところが、マクロレンズを装着することで、かなり近くまで寄ってもピントが合うようになります。
「エレコム P-SLMRD」に比べても、より近くまで寄れているのがわかります。
ただし、やはりピントが合うのは中央部のみなので、周辺部のピンボケに関してはトリミングなどで対応しましょう!
広角レンズは歪みもなく上々、魚眼レンズは球状撮影を楽しもう♪
次は、広角レンズと魚眼レンズの使い勝手を見ていきましょう。
まずは、通常のままで撮影したもの。
手前の家屋は屋根が一部だけ見えている状態ですね。
これに広角レンズを装着すると、上下左右ともにかなり広く撮影できるようになりました!
ケラレ(四隅の黒い影)がまったくないだけでなく、周辺部の歪みやピンボケもあまり気になりません。
個人的には、広角レンズに関しては昨日紹介したエレコム製よりも、こちらのサンワダイレクトの方が良いと思います(^_^)
一方の魚眼レンズは、ケラレがどうのといった世界ではありません。
かなり長い筒を覗き込んだような形になっていますね。
ですが、これはこれでアリかと。
球状の撮影ができるので、その特殊さを楽しんでしまいましょう(^_^)
クリップはスリムだが、レンズの付け替えはものすごくたいへん
本製品はクリップ部分がスリムなのも特徴。
装着時にもあまり嵩張らないので、付けっぱなしで撮影するのも苦になりません。
ただし、クリップがスリムな分、付け外しにはちょっとしたコツが必要かもしれません。
また、何よりたいへんなのが、クリップがひとつしか含まれないという点。
つまり、魚眼レンズとマクロレンズを交換する際は、クリップ部分から取り外さなくてはいけないんです。
このとき、ちょっと堅く締まっていると、マクロレンズを取り外すのがものすごくたいへん。
正直、いったん締まりすぎてしまうと、素手で外すのはほぼ不可能。
こうなると、滑らないようにかつキズが付かないように革紐などを巻き、ラジオペンチ等の工具を使って開ける必要があります。
頻繁に交換するのには向かないため、魚眼レンズのみ、もしくはマクロ+広角のみのどちらかに絞って使うのがオススメです。
昨日紹介したエレコム製とは設計思想が真逆なので、自分の使い方にあったものを選びましょうね(^_^)
なお、本製品はAmazonにて2,980円で購入できますよ!