みきしろ
今回ご紹介する『鉄格子の逢瀬』は、ひょんなことから知り合った死刑囚を自らの手で処刑するまでの日々を描くノベルアドベンチャー。
どこか切なく、どこかダークな物語ですよ。
戦争で村を焼け出され、ひとり王都を目指す少女ノエル。
その道中、突然振りだした大雨から逃れるため、古めかしい謎の建物へと雨宿りに立ち寄ります。
その建物の地下には鉄格子がはまっていて、しかもその奥にはひとりの男性が囚われています。
そう、ここは牢獄で、彼は刑を待つ死刑囚だったのです。
同国人のよしみということもあり、看守長の好意で王都での職斡旋も約束してもらえたノエル。
その代わり、先ほどの死刑囚の刑が執行されるまでの間、牢獄の仕事の手伝いをすることになります。
会話の中ではいくつかの選択肢が提示されることがあり、その選択次第でシナリオやエンディングが変わってきます。
短編ながら、何度も楽しむことができるのは嬉しいですね（^_^）
どうしても面倒だという人は、作者自身による公式サイトに攻略チャートもありますよ♪
メインの目的は死刑の執行にあるのですが……。
選択によっては、どう転ぶかまったく予想もできなさそうです（^_^ゞ
「鉄格子の逢瀬」というタイトルからして、なんだか悲恋っぽいイメージがありますが、さてどうなることでしょう。
物語が気になる人は、ぜひ自身で読み進めてみてくださいね！
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