iPhoneに標準で用意されている着信音って、こう言っては何ですがあまりおもしろみがありませんよね。
追加の着信音をiTunes Storeで購入したり、着うたを手に入れられるアプリなどもありますが、せっかくならお気に入りの楽曲を着信音にしたいところ。
そこで今回は、パソコンのiTunes内の楽曲からお気に入りのサビ部分だけを抜き出して、iPhoneの着信に加工する方法をご紹介します。
iTunesで着信音にしたい楽曲を表示して、右クリックからプロパティを選択。
「オプション」を選択して表示したら、着信音にしたい部分の「開始時間」と「停止時間」を指定します。
iPhoneの着信音に指定できるのは40秒以内のファイルとなっているので、それを超えないようにしましょう。
できれば30秒くらいに納めておいた方が無難です。
また、この時間指定は1/1000秒単位で行えます。
時間や分の区切りは半角の「:(コロン)」で指定して、秒の小数点以下は半角の「.(ピリオド)」に続けます。
時間指定をすると、その範囲だけが再生されるようになります。
0.05秒くらいでも、他の音が混ざっているとけっこうわかってしまうものです。
実際に聞いて確認しながら、範囲の微調整をするといいでしょう。
範囲指定ができたら、再び右クリックして「AACバージョンを作成」をクリック。
該当範囲を切り出したファイルが別途作成されました。
この作業が終わったら、元のファイルの範囲指定は解除しておいてください。
そのままだと、指定した範囲しか再生されなくなってしまいますので。
できあがったファイルは、適当にデスクトップにでもドラッグ&ドロップで移動します。
拡張子が「m4a」のファイルとなっているので、これを「m4r」に変更しましょう。
なお、拡張子を表示しない設定になっている場合は、一時的にでも構わないので表示させる設定に変える必要があります。
できあがった拡張子がm4rの着信音ファイルを、iTunesにドラッグ&ドロップして追加します。
着信音の項目に追加されましたね!
iPhoneを接続した状態で、着信音の同期をオンにして同期実行します。
iPhoneのサウンド設定に、作成した着信音が追加されて選べるようになりました!
この方法の良いところは、お気に入りの楽曲から、さらにお気に入りの場所を選んで着信音に設定できるところ。
お気に入りの曲を着信音に設定できれば、毎日のiPhoneライフがもっと楽しくなりますね♪
(※DRM保護がかかっている楽曲は加工できないのでご注意ください。)