iBeaconとは、iOS7に新たに搭載された近距離通信システムのこと。
店内に小さなセンサーを設置してシステムを利用すると、お店側はお客さんの動きをフォローして、サービス向上につなげることができるし、
また、お客さんはお店に入った途端に、商品やイベント情報、クーポンなどがiPhoneに表示されたり、お店を出るのと同時に自動決済もできるから、とっても便利☆
iBeaconがあれば、忙しそうな店員さんを「すみませ~ん!」とよんだり、長いレジに並ぶことも少なくなるかもしれません。
そんな便利なシステムを、Appleが、なんと米国のAppleストア全店、254店舗で導入したとのこと!
お客さんがストア内をウロウロしているだけで、「今お持ちのiPhoneを下取りに出すと...ドルですよ!」、「あなたのiPhoneにはこんなアクセサリーはどうでしょう?詳しくはこちら」というように、プッシュ通知してくれます。
【画面イメージ】
(左)「 次のワークショップは3:30からです。」
(右)「このアクセサリについての詳細はアプリを開いてください。」
GPSが届かない屋内での通信システムとして、すでにMLB(米大リーグ)が導入を検討しデモを実施しています。以前こちらでも「iOS7の近距離通信"iBeacon"が、来年のワールドシリーズをさらに盛り上げる☆」で紹介した通り、新たな野球の楽しみ方ができそうなiBeaconのシステムは、来年のメジャーリーグをさらに盛り上げそうです☆
また、米国老舗デパートのMacy'sも試験的にスタートしています。iBeaconが私たちを取り巻く生活を、また進歩させそうな予感です☆彡
冬休みに米国に行かれる方は、ぜひAppleストアでiBeaconを試してみてはいかがでしょう☆
参照元:
SlashGear/ Apple Stores to use iBeacon tech to guide shoppers
9to5mac/Apple Stores to implement iBeacon location technology to improve service, boost sales