秋が深まり、紅葉が楽しみなシーズンに向けて京都旅行を計画している人もいるのでは?
今回は今しか味わえない、京都府立植物園で開催中の没入型体験イベントをご紹介。
これから京都を訪れるなら、光と音に包まれた幻想的な夜の植物園で特別な体験をしてみませんか?
開園100周年を迎えた「京都府立植物園」が期間限定で夜間開放
京都市営地下鉄「北山駅」から徒歩約6分の場所に位置する、「京都府立植物園」。
日本最古の公立植物園として1924年に開園し、今年で開園100周年を迎えました。
そんなスペシャルイヤーを記念し、2024年10月18日(金)~12月26日(木)まで『LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)』が開催中。
夜間に開放された植物園で、光と音が融合する没入体験ができるイベントです。
セットデザインやプロジェクションも加わり、彩られた豊かな緑が広がる不思議な空間…。
“夜の植物園”というだけでワクワクするのに、こんなに幻想的な世界を堪能できるなんて特別感増し増しですよね。
4つのゾーンを巡りながら、植物の魅力を再発見しよう
観覧温室内は4つのゾーンに分かれていて、それぞれマルチメディア、インスタレーションが待っています。
昼間とは異なる新たな植物の魅力を、ぜひ五感で感じ取ってみてくださいね。
園内に入って最初のエリアは、『LIGHT WILL FIND YOU』。日本古来のこもれびの感性にインスピレーションを受けたゾーンで、木々の間から差し込む光の筋が道を照らします。
まるで薄暗い森の中を歩いているような感覚になるかもしれません。
雨音や雷鳴が演出で使われている『MEMORY OF WATER』は、音と光が溶け合う空間を楽しめるそう。
『INVISIBLE』は、光の周波数を表現した演出が用意されています。キラキラとした光の粒たちがきれいですよね。
最後の『FOREST FREQCIES』は、赤やピンクに彩られた鮮やかな色彩の空間。
体験の所有時間は、約45分程度です。写真撮影OKなので、幻想的な空間でお気に入りのショットを撮影してみてはいかがでしょうか。
近くにある「京都府立陶板名画の庭」も一緒に訪れてみて
「京都府立植物園」からおよそ徒歩6分の場所には、一緒に訪れたいスポット「京都府立陶板名画の庭」があります。
有名建築家・安藤忠雄氏が設計した施設で、名画の美しさをそのままに再現した陶板画を屋外で鑑賞できる絵画庭園なんです。
絵画をバックに撮影ができちゃうから、アート好きさんなら必ず訪れたい場所。
陶板画は全部で8点あり、クロード・モネの作品『睡蓮・朝』や、ミケランジェロの『最後の審判』はほぼ原寸大なんです!
芸術の秋にぴったりな京都の両スポットは、はしごするのがおすすめ。
『LIGHT CYCLES KYOTO』は18時開場、「京都府立陶板名画の庭」は17時閉園のため、先に「京都府立陶板名画の庭」を訪れるのがおすすめですよ。
京都府立植物園『LIGHT CYCLES KYOTO』
期間:2024年10月18日(金)~12月26日(木)
場所:京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町)
開場時間:18:00〜21:30(最終入場20:30)
休演日:月曜日※11月4日(月・休)は開演
入場料:大人(高校生以上)2500円(2000円)/小人(小中学生)1200円(1000円)※未就学児無料/障がい者手帳をお持ちの方1200円(1000円)※()は前売りの金額
公式サイト
https://www.lightcycles-kyoto.com/
京都府立陶板名画の庭
場所:京都市左京区下鴨半木町
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
休演日:12月28日~1月4日(施設メンテナンス等でその他の日程も休園する場合あり)
入園料:一般100円/共通券250円/高校生200円(共通券は、17時までの日中運営時の植物園と陶板名画の庭の両方に入園できる券です)
公式サイト
http://kyoto-toban-hp.or.jp/