秋も深まり、そろそろ紅葉が楽しみな季節。
爽やかな秋晴れが続くこの時期は、京都を訪れる予定の人も多いのではないでしょうか。
今回は京都旅行で訪れたい、京都市にある庭園美術館「ガーデンミュージアム比叡(ひえい)」を紹介。
ゴッホやモネなど、印象派画家たちの作品をモチーフにした、アート好きの心をくすぐるスポットです!
京都の「ガーデンミュージアム比叡」ってどんなところ?
京都市にある「ガーデンミュージアム比叡」は、眼下にびわ湖と京都を望む、標高840mの山上に位置します。
モネをはじめ、ルノワールやセザンヌ、ゴッホなど印象派の画家たちが描いた作品をモチーフに、フランス人デザイナーが設計した庭園美術館。
パリの街角をイメージした外観のカフェ、オリジナル商品やミュージアムグッズが揃うショップも併設しています。
公共交通機関を使って行く場合は、JR京都駅や京阪電車の三条駅などからバスに乗るほか、八瀬比叡山口駅からケーブルとロープウェイを乗り継いで行くこともできますよ。
印象派作品の世界観に入り込んだような美しい庭にうっとり
「ガーデンミュージアム比叡」にはモネの代表作『睡蓮』をイメージした回遊式庭園「睡蓮の庭」や、
さまざまなバラが咲き誇る「ローズガーデン」、秋にはコスモスが咲く「藤の丘」などがあります。
「香りの庭」は、南フランスのプロヴァンス地方の丘陵をイメージしたお庭。ラベンダーやローズマリーなど、ハーブの香りを堪能できるといいます。
美しい花々が咲き誇る庭園で、お花の美しい色合いや香りに浸ってみてはいかがでしょう。
季節によって見頃を迎えるお花が異なるため、シーズンを変えて何度でも訪れたくなるスポット。
標高が高い冷涼な気候の「ガーデンミュージアム比叡」では、一般的に初夏に花を咲かせるバラが、10月下旬頃まで途切れることなく見られるといいます。
12月半ばから4月下旬までは冬季休園のため、今が訪れるラストタイミングですよ。
見どころは庭に飾られたモネやゴッホたちの陶板画
「ガーデンミュージアム比叡」の最大の見どころは、モネやゴッホなど印象派画家たちの絵画を再現した陶板画。
この陶板画をバックに撮影した写真が、「ガーデンミュージアム比叡」を訪れた人たちのSNSでトレンドになっているんです。
写真映えバツグンだから、アート好きさんは必ずカメラに収めたい1枚。
色彩に満ちた庭園と陶板画を眺めていると、思わず自分も絵を描きたくなっちゃうかも?
陶板画はおよそ45点飾られているというから、たくさんある中でお気に入りを見つけて、一緒に写真撮影してみてはどうでしょうか。
11月にはライトアップされた庭園が楽しめるよ
2024年11月3日(祝・休)と11月10日(日)には、庭園と陶板画をキャンドルとイルミネーションでライトアップする、「比叡山頂キャンドルナイト~夜の庭園美術館~」が実施されます。
ロマンチックなムードたっぷりな園内になっているそうなので、京都の紅葉を楽しみがてら訪れてみてはいかがでしょうか。
ガーデンミュージアム比叡
2024年度営業期間:4月20日(土)〜12月8日(日)
住所:京都市左京区修学院尺羅ヶ谷四明ヶ嶽4番地(比叡山頂)
営業時間:通常(4月20日~10月31日)10:00〜17:30(入園は17:00まで)、秋季(11月1日~12月8日)10:00〜17:00(入園は16:30まで)
定休日:木曜日
入園料(4月20日~11月24日):大人(中学生以上)1200円、子ども600円
※その他の期間は大人(中学生以上)600円、子ども300円
比叡山頂キャンドルナイト~夜の庭園美術館~
日程:2024年11月3日(日・祝)、11月10日(日)
時間:日没~19:30(最終入園 19:00)
※カフェ「カフェ・ド・パリ」営業時間:10:30~16:30(フードラストオーダーは15:00、テイクアウト販売:17:00~18:30)
※ショップ「メゾン・ド・フルール」営業時間:10:00~17:00
公式サイト
http://gmhiei.jp/
公式Instagram
@gardenmuseum_gardener