これからの時期は気温や湿度が上がり、どうしてもメイクが崩れやすくなってしまいます。
だからこそ大切なのは、メイク直しの技術。今回は肌別に、簡単きれいなメイク直し術をお伝えさせていただきます!
脂性肌さんの皮脂崩れの特徴とは
皮脂テカさんのメイク崩れのお悩みといえば、ファンデーションがヨレてしまい、直そうと思ったらファンデーションが毛穴落ちしてしまい、重ねるほど毛穴が目立つようになってしまう…ということが多いのでは?(私がこのタイプです)
そもそものスキンケアから考えると、皮脂が過剰に分泌される理由を知ることが大切です。
10代〜20代前半の方におすすめのケア
10代〜20代前半の方(年齢はあくまでも目安です)は、ホルモンバランスの崩れなどで皮脂が過剰に分泌されることが多い。
このタイプの方のスキンケアでおすすめなのは、皮脂の過剰分泌を抑える働きがあると言われている、ビタミンCを多く含む基礎化粧品を使うこと♩
20代〜30代の方におすすめのケア
20代後半〜30代の方に多いのは、乾燥による皮脂の過剰分泌。乾燥を防ぐため肌が皮脂を出し、それによって肌表面はテカってしまう状態。
中でも多いのは乳液やクリームはベタつきが酷くなるから塗らない、なんて方。ですがそうすると逆に乾燥が進み、皮脂の量も増えてしまうというループに陥る、間違ったスキンケア…。
油分多めさんにおすすめのメイク直し方法は
では皮脂テカさんのメイク直しは? というと、おすすめは皮脂のティッシュオフです。
人の肌にはそもそも適度な皮脂が必要なので、あぶらとり紙で取りすぎてしまうと肌が「乾燥している」と勘違いしてさらに皮脂を出してしまいます。
なのでメイク直しの際も、油分をすこし残してあげるというのがおすすめなんですよ♩
メイク直しの手順は、
- ①顔ぜんたいを優しくティッシュオフする
- ②目と口以外の部分はティッシュオフ後、手でおさえて軽く皮脂をつける
- ③スプレータイプの化粧水をつけて手のひらでおさえる
- ④UVカット効果のある下地→ファンデの順に塗り直す
ファンデの毛穴落ちが気になる人は…
ファンデーションの毛穴落ちが気になる方は、ファンデーションを塗り直す前に毛穴カバーの下地を薄く伸ばしてあげるともっときれいに仕上がります♡
油分多めさんの場合、額に近い眉も崩れやすいと思うので、ウォータープルーフのアイブロウが一番落ちにくく、おすすめですよ!
乾燥肌さんの皮脂崩れの特徴とは
乾燥肌さんの場合は、夏はクーラーや紫外線のダメージによって、下手したら冬場より乾燥する! という方も。
そしてこの時期は、美白化粧品を使っている方も多いと思います。
もし、美白化粧品を使っている方の中で、夏場の乾燥がひどいと感じているなら、思い切って美白化粧品をストップし、保湿に全精力を注いでみてはいかがでしょうか。
というのも、乾燥肌の方の場合、美白化粧品の成分によってはさらに乾燥を招いてしまう場合があるんです…。
乾燥しがちさんにおすすめのメイク直し方法は
そんな乾燥肌さんのメイク直しは? というと、おすすめは乳液でメイク直しです。
油分を含む乳液は、極薄いメイクであれば落とせてしまいますし、拭き取ったあとに適度に保湿も出来るので、乾燥肌さんにはおすすめなんです♡
メイク直しの手順は、
- ①眉、目元、口元以外の顔の部分に乳液を優しく伸ばす
- ②ある程度メイクが浮き上がったら乳液を含ませたコットンで優しく拭き取る
- ③残った分は手の平で顔全体を包み込み、なじませる
- ④UVカット効果のある下地→ファンデ→チークの順番で塗り直す
ちなみにこの乳液で拭き取る方法は、朝のメイクで口紅やアイメイクなどのポイントを失敗して直したいときにも使えるので、知っておいて損はないですよ♩
メイク落としほど完璧には落ちませんが、保湿成分で優しく拭き取れるので、肌へのダメージが少なくてすみます。
いつ見ても“メイクしたて”のようにいたい!
どちらも少し面倒かもですが、学校や仕事終わりで予定がある時など「え?さっきメイクした?」って思われるくらいきれいに直せるので、ぜひ活用してみてもらえればと思います!
以上、接近戦にも耐えられるメイク直しの方法でした♡