子供にはもちろん、大人からも熱い支持を得続けて、すでに13年目に突入したアニメ『プリキュア』シリーズ。毎年春と秋に恒例になっている映画公開は、ファンの中でも一大イベントです!
特に今回は今までにない驚きの展開もある他、声優さん自身も涙なしで見られない感動シーンが満載だとか。 劇中で個性的なキャラクターを演じるみなさんの趣味やスマホの使用方法にはそれぞれの個性が濃くでていて、女子なら思わず共感してしまうものばかり。
声優さん4人の素敵な声が行き交う、わきあいあいとしたインタビューになりました♡
―毎年秋には恒例となっているプリキュアの劇場版が公開中ですね。今回、フェリーチェが初めての映画出演ということですがどんなお気持ちですか?
早見-前回の春の映画のほうではまだ生まれたばかりだったので、劇場のほうには参加していなかったんですけれども、次の映画にはみんなと一緒に参加できたらいいなあと思っていました。今回は、ことはもフェリーチェもいっぱい出ているので嬉しかったです!
堀江-映画ができるということが嬉しいです。どんなお話になるんだろうと思っていたら本当に見ごたえがあって、楽しんでいただけると思っています。はーちゃんはいつも通りというか(笑)。
でも劇場版に出るのはお客さんも子供たちもきっと喜んでくれていると思います。なんか、はーちゃん人気がすごく高かったんですよね(笑)。
高橋&齊藤-そうなんですよ!
堀江-催事場みたいなところに行かせていただいたら子供たちがみんな「はーちゃんはーちゃん!」「フェリーチェフェリーチェ!」って言ってて(笑)。だからいい意味で、子供たちやお客さんも「わーっ」て! 喜んでくれるんじゃないかなって思います。
高橋-わたし、秋映画の今までの印象は、プリキュア本編のスピンオフみたいなイメージだったんですけど、今作に限っては本編のどこのストーリーに入れても世界がぐっと広がる、本編の延長線上にあるような印象で。観ていただいたうえで、もっと『魔法つかいプリキュア』を好きになっていただける自信がもてるものになったんじゃないかなって思います!
フェリーチェとは本編でいっぱい掛け合いしてたから、まさか映画が初めてっていう認識がなくて(笑)。初登場っていうところはそんなに意識はしてないですね。
早見-けっこう、この先のお話にリンクしているようにも見えるところがあるんです。なので設定はちょっと違うというか、内容としては非日常なことが起こるんですけど、みんなの関係性みたいなものは一緒かなと思います。
齊藤-ずっと一緒にいる感覚だから、改めて「あ!そっかすごいじゃん!」ていう感じがあるのかもしれないですね。モフルン的にはキュアモフルンになる的なビッグなことがありますけど。
モフルンとしては、ひーちゃんも言ってたけど、アニメの本編の流れと、みんなをより好きになるっていうか、お互いを大事だなって改めて思いなおせる作品だなって思います。
女の子の憧れ、『変身』は声優さんたちにとっても特別!
―プリキュアシリーズについて。12年以上という長きにわたって続く魅力はなんだと思いますか?
堀江-子供の頃、わたしはなにが羨ましかったかなって思ったら、やっぱり変身できるあの感じにすごく憧れていました。しかも変身して悪い人を倒すとか、“自分が選ばれた”みたいなところが羨ましくもあり、自分がプリキュアごっこをしたときに1番楽しいとこなんじゃないかなって思います。
高橋-プリキュアシリーズって今13作目になってるんですけど、どのシリーズも全部2月に始まったときは完全新作で、それでいてプリキュアっていう入口は健在なんですよね。それが窓口としてとてもありがたいというか。バトンパスもしてくださるし、新作は新作で新しい空気を作ってね、って“なにをやってもいい”みたいな環境で各作品が作れる。その可能性みたいなところがプリキュアのいいところだなって。
引き継ぐところは引き継いでいるんですが、毎年秋映画も全然同じ方向性ではないし、そういうところがプリキュアの魅力かなと思います。
早見-本当にイチから作っていくので、参加する側としては、歴史ある作品なんですけど、みんなで一斉にスタートを切った感じというか。アフレコ自体は0から作り上げて今があるって感じですね。
齊藤-わたしは、言葉の美しさかなと思います。子供のときに観ても「うんうん」て思うことだったり、大人になるとなかなか気恥ずかしくて言葉にできないこととかも、わかりやすく提示してくれる。
プリキュアっていうのが大人になってもぐっときたりとか、大人にも子供にもすきって言ってもらえる魅力はそういうところなんじゃないかなって思います。
早見-やっぱり憧れとか夢とか、そういうのが詰まっているのが1番の魅力かなとわたしは思っています。わたしが中学くらいの時にプリキュアが始まったので小さい時にはまだやっていなかったんですけど、それでも“変身する戦う女の子”っていうのはわたしの周りでも、もちろん私自身も本当に憧れだったし、ごっこあそびでなんの役をやるのかって、絶対みんなで話し合いました。
小さい子にとってはそういった憧れとか夢とかが詰まっていますし、今わたしが観ても、宝物というか……。小さい時のことも思い出すし、今の私たちにも響くような、普遍的なテーマだったり、普遍的な主張だったりが入っていてそれがやっぱり万人に届くのかなと思っています。
Instagram素敵写真のコツやお気に入りアプリ、自宅にはドリンクバー!?
―最近はまっていることや、趣味だったり、それにまつわるアプリやサイトなどはありますか?あと、堀江さんのinstagramはすごくお写真がきれいですね! ちょっとレトロ風だったり。
堀江-インスタは、最近はブログがわりにやっていますね。写真をのせるのに、やっぱり綺麗に載せられるようにできていますし、文章がそんなになくても1つの絵になるというか。けっこう文章を書くのが苦手なので、そのかわりにインスタをやっていている感じです。
加工もたっぷりしていて……本当に今、加工の技術がすごいじゃないですか!(笑)
齋藤-それはさ、アプリでやってるの?
堀江-カメラアプリで!
—お気に入りのアプリがあったら教えてください!
堀江-ゲームのアフレコ終わりとかに写真を撮ったりすることがあるんです。そのゲーム会社の人にアプリをダウンロードしてもらって(笑)。「Photo wonder」っていうんですけど、すっごく気に入ってます!
みんなお気に入りのアプリってあると思うんですけど、すごく使いやすくて、おすすめのアプリです。
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※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆
—やっぱりちょっとレトロな加工がお好きですか?
堀江-そうですね、レトロな加工とか、ちょっと日常的じゃない色味にすることが多いです。やっぱりインスタなので、インスタっぽさを心がけていて。インスタの写真っておしゃれな人が多いじゃないですか(笑)。だから、「おしゃれになあれ!」って思っていつも加工してます!
高橋-それは、人物向けですか? 自撮りもいける?
堀江-完全に人物向けだね! 自撮りもいけるし、後の加工がすごいんだよ!
―高橋さんはいかがですか?
高橋-わたし、最近はインテリア小物を揃えたりするのが好きでよく新宿ミロードにあるNATURAL KITCHENに行ったりしています。試験管にドライフルーツを入れて飾ってインテリアにしたり。
一同-超かわいい!
高橋-あとは、アフレコスタジオにあるお茶のケータリングっていうのかな? ポットの横とかに、「ご自由にお飲みください」みたいなコーナーがあるのがす ごく好きで、それをおうちの一角に作ってみました。コーンスープとか、いろんなフレーバーの紅茶とか、ミルクティーとか。
—ドリンクバーみたいなかんじですね!
高橋-そう、ドリンクバーが大好きなので、おうちで1人ドリンクバーごっこをしています(笑)
堀江-女子っぽい!
高橋-声優界も女子っぽいぞと!(笑)
堀江-是非書いてほしいね!(笑)
▼お家カフェをもっと楽しむなら…
コーヒー好きに嬉しいガジェット!ラテアートが簡単に楽しめる『Ripples』がすごい
お仕事でもスマホアプリが大活躍!働く女子の努力に拍手です♡
齋藤-ハードルあがってるよ〜。やばいな(笑)こんなオシャレなのが続いて、ちょっとわたしは原始的みたいになるんですけど……。本を読むのがすごい好きで、小説を読んでいます。
高橋-何系を読むんですか?
齋藤-う〜ん、いろいろ! なんでも読みます。ホラーは読まないんですけど、それ以外はなんでも! わたし口べたで言葉のチョイスがあんまり上手じゃないので、言葉を読んでいったら体の中にたまっていくかなっていうのが読み出したきっかけでした。
堀江-電子書籍?
齋藤-だったらよかったんだよね(笑)。ふつうの本です。お気に入りの図書館が地元にあって、そこに行って。
高橋&早見-すてき! お気に入りの図書館があるって……。
齋藤-ほんとに? 嬉しい! 図書館に行って、カフェオレとか飲みながら本を読むのが好きです♪
▼次に読む本が見つかるかも?
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―早見さんはいかがですか?
早見-iPhoneは仕事でいっぱい使います! 便利な機能がたくさんあると先輩方からうかがって。超ベタで恥ずかしいんですけど、「Word」ってあるじゃないですか(笑)。それをダウンロードしてからすごく仕事が快適になりました。
事務所からの原稿チェックとか写真チェック、書き物のファックスコメントとか、アプリがなかった時は出先でチェックできなくて。直しがある場合に、アプリがないと編集とかできないので、家に帰って、パソコンを立ち上げて、メールフォルダをあけて、ログインして、ファイルをあけて、ダウンロードして、保存して、編集して、保存して、送り返す! っていうのが本当に手間がかかってたんですよ(笑)。
今は電車の中でもチェックできるし、なんならそのへんのカフェで直しとかもできて送るのも一発だし、すごく楽になりました! あと「Evernote」は、めちゃくちゃ使ってます! 歌をうたった時の音源をフォルダでチェックしたりとか、私自身が個人でやっているライブや撮影のときの衣装のアイディアを出したり。企画データを「Evernote」で作って出します。
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魔法つかいを演じるみなさんの『願い』は意外にも現実的!
―今回、映画の中では100年に1度の願いが叶うということなのですが、みなさんが叶えたい願いを教えてください。
早見-100年だと間隔が長いから、年1ペースで願いの石を出してもらえたらなって。そうしたら、あんなこと(映画の中でのトラブル)も起こらず、わりとみんな平和に毎年順番で願いも叶うし。なんならもう、シーズンごとでも(笑)。「そうするとみんなの願いが叶うよね」って、プリキュア女子会でみんなとご飯を食べながら話していました。でもモフルンがいるから、みんなの願いを叶えてくれるかな?
堀江-わたしはずっとブレない願いなんですけど、膝下が3センチ長いセレブにしてもらうっていうのをずっと決めてて。膝下って、どんなにお金を積んでも相当なことしないと伸びないんですよ! だから膝下を伸ばしてもらって、それだけじゃちょっとアレかな? と思って、ついでにセレブにしてもらうっていう(笑)。
齋藤-ついでなんだ(笑)。
高橋-わたし、かなり壮大な願いになっちゃうんですけど、魔法つかいプリキュアが、本編を走りきった後も、もう1回このメンバーで集まって、魔法つかいプリキュアでなにかしら出来たらいいなってずっと思っています。このチームがすごく大好きなので、またなにかやりたいなって。次回作の案をいっぱい出してます(笑)。
齋藤-モフルンと同じです。みんなの願いが叶いますようにってやつでいきたいと思います!
堀江-そういう人ひとりいると便利!(笑)。みんなの願いが叶うじゃん? それが1番いっぱい願い叶うもんね。
齋藤-確かに! そうだね、みんなの願いも叶うし、自分の願いも叶うし!
堀江-セレブになったらなんかあげるからね!(笑)。
『映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』 ~一緒にいたいモフ♥その願いが100年に一度の奇跡をおこす!~ 2016年10月29日公開
魔法界に伝わる、どんな願いも叶えてくれるという伝説の『願いの石』が巻き起こす大事件が描かれている今作。主人公であり、プリキュアであるみらいたちは、『願いの石』の復活を祝うため100年に一度開かれる『大魔法フェスティバル』にやってくる。『願いの石』に向かって願い事をしていたところ、その石の力に選ばれたのはなんと、クマのモフルンだった。しかし、その最中突然現れた謎のクマ、ダークマターが自らの願いを叶えさせるためにモフルンを連れ去ってしまう。モフルンを救い出すため、プリキュアとなって戦うみらいたち。その時、モフルンの願いが石に通じ、奇跡が……!
原作:東堂いづみ/漫画:上北ふたご(講談社「なかよし」連載)/企画:神木優 監督、田中裕太/脚本:田中仁/キャラクターデザイン:宮本絵美子、上野ケン/作画監督:上野ケン/音楽:高木洋/美術監督:西田渚/色彩設計:竹澤聡/撮影監督:安西良行/製作担当:大町義則/アニメーション制作:東映アニメーション/製作:映画魔法つかいプリキュア!製作委員会(東映アニメーション、東映、ABCアニメーション、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、マーベラス、木下グループ)
公式サイト:映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!
声優 PROFILE
◆高橋李依/朝日奈 みらい(キュアミラクル):もうすぐ中学2年生になる13歳の女の子。不思議なことや、おもしろいことが大好きで、いろいろなことに興味をもつ元気な子。プリキュアになったことがきっかけで「魔法学校」に通うことになる。
◆堀江由衣/十六夜 リコ(キュアマジカル):「魔法学校」に通う女の子。みらいと同じ13歳。勉強はよくできるけれども、魔法だけがちょっぴり苦手。でも、いつかは立派な魔法つかいになるという目標を持っている。
◆早見沙織/花海 ことは(キュアフェリーチェ):「リンクルスマホン」から生まれた妖精の女の子。みらいたちにお世話をされて大きくなったので、みらいの好奇心やリコの努力家なところ、口癖などを譲り受けている。
◆齋藤彩夏/モフルン(キュアモフルン):みらいが小さいころに、おばあちゃんのかの子にもらったぬいぐるみ。みらいはとっても大切にしていて、どこに行くのもモフルンと一緒。みらいとリコがプリキュアになった時に、奇跡の力でしゃべるようになった。
文章:馬塲言葉