こんにちは、みきしろです。
1996年に日本推理作家協会賞を受賞した梅原克文さんの「ソリトンの悪魔」という作品では、音の反響を立体映像として脳に映し出すホロフォニクス・ソナーというデバイスが登場しました。
理屈の上では本当に実現できそうなあたり、ものすごく夢があって興奮しました(^_^)
さて、今回ご紹介する『Dark Echo』は、そんな音の反響を視覚化した斬新なアクションゲーム。
さっそく行ってみよー!
主人公は、暗闇の中に1人でぽつねんと立っています。
足跡の位置に自分がいることだけはわかりますが、それ以外はまったく何も見えません。
画面をタップすることで歩けるのですが、その際に足音の反響がこのように視覚化されます。
線の形で、左右に壁があることがわかりますね。
画面を見れば視覚化された音を確認できますが、もちろん耳での確認も必須。
できるだけイヤフォンをしてのプレイがオススメですよ♪
音の反響だけを頼りに、暗闇からの脱出を目指しましょう。
各ステージは、どこかにある出口にたどり着けばクリア。
ガチャリとドアを開ける音がすると、ものすごくホッとします(^_^)
また、反響した音を視覚化して捉えられるのならば、それを積極的に活用しない手はありません。
足音を捉えるだけでなく、能動的に手を叩く(画面を強くタップする)ことで、広い範囲の状況を確認することもできます。
この場合、画面右側に3方向に道が開けていることが分かりますね。
このように、とっても斬新かつハイセンスなアクションが楽しめるのですが、ここまではあくまでただのアクション。
本作がその本領を発揮するのは、ホラー要素が混じり始めてからとなります。
目の前に現れた、音が赤く見えるエリア。
ここに不用意に突っ込んでしまうと……。
ぎぃやぁぁああああああああ!!
文字通り、魂消るような悲鳴とともに死を迎えてしまいました!
真っ暗闇を手探りで進んでいるところに、いきなりコレですからね。
はっきり言って、めちゃくちゃ怖いです。
心臓に悪いことこの上ないです。
さらに怖いのは、固定式のトラップではなく、このように追いかけてくる敵の存在。
夜目の利く猛獣なのでしょうか。
それとも魔物的な何かなのでしょうか。
視覚的にはただの赤い線に過ぎないのですが、見えないからこそ想像力が刺激されるのか、背筋が凍るような恐怖が味わえます。
鳥肌ぞわぞわです。
想像力が豊かな人ほど怖くなるという、まさにホラー好きにオススメの良作。
寝る前のプレイにはくれぐれもご注意くださいね☆
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