Googleリーダーは、ニュースサイトを巡回するのとは意味が違います。それが特別なのは、本当に読みたいニュース、自分にとって必要な情報が集まるようにしてあるからです。新聞を読むのと、お気に入りの雑誌を読むのが違うようなものでしょうか。 そんなGoogleリーダーは、本当はコーヒーでも飲みながらゆっくりチェックしたいところです。が、膨大な量の情報に目を通して、必要なものだけを探すのは至難の業。ちょっと見ないとすぐに100、200…と、どんどんフィードがたまってしまいます。それらに事務的に目を通すのは苦痛ですので、少しでも「読む気」にさせてくれるアプリが欲しいところ。「Newsify ~ Google Reader RSS News Client」は、サムネイルとヘッドラインが絶妙に配置されたレイアウトでRSSフィードの一覧を確認でき、雑誌の目次を眺めているような感覚になる面白いアプリです。「あ、この記事面白そう♪」という新鮮な発見が増えて、Googleリーダーを読むのがとても楽しみになります。
GoogleリーダーをiPhoneでチェックするのに、ここ2年くらい「Reeder」を使ってきました。落ち着いたデザインで、じっくりフィードに目を通せるのがお気に入りのポイントです。今回ご紹介する「Newsify ~ Google Reader RSS News Client」は、「Reeder」のような「読む」ためのアプリと併用できる、個性的、かつ実用的なアプリです。 「Newsify」の個性は、何と言ってもそのレイアウトにあります。「Reeder」のようにヘッドラインを並べてあるのは安心感があって読みやすいですし、「Pulse News」のようにサムネイルを並べて書棚のようになっているのも注意を引いて面白いものですが…。「Newsify」は、それらの良いとこ取りとも言えるようなインターフェイスになっています。ヘッドラインとサムネイルが画面内へ絶妙に配置され、ヘッドラインを「見る」→本文を「読む」という一連の流れがテンポよく行えるようになっています。
こちらは、「Reeder」のフィード画面です。とても読みやすいです。 反面、どの記事も同じ扱いなので、たくさんのフィードを一つ一つじっくりチェックしていかなければなりません。
「Newsify」のフィード画面です。横三段のレイアウトですが、二段抜きでレイアウトされた見出しの大きい記事があったり、サムネイルが挿入されている記事があります。まずそういった記事が目に付き易く、これによって見落としていた面白い記事を発見する機会が増えます。
気になる記事をタップします。
シンクした記事を読めます。このタイトル部をタップすれば、記事全文にアクセスします。この辺の挙動は、他のクライアントアプリとほとんど同じですね☆
設定もきめ細かく、不満はありません。SNSや後で読むサービスなどへの「Share」も一通りできますし、自分の利用しているサービスだけをONにしておくこともできます。
個人的には「Night Mode」が嬉しいです。黒地に白文字のこの画面、最高にクールです♪
最近ではまず、「Newsify」でフィードを読むことが増えました。気になる記事を一通りチェックしておいて、時間があるときに「Reeder」のほうで未読を消化しています。「Reeder」のエレガントで読みやすい画面も捨てがたいですが、「Newsify」のほうは 読むのが楽しく新たな発見が増える良さがあります。フィードしている記事が多くなってきてチェックするのが億劫だというかた、「Newsify」は他のクライアントと併用しても共存できる良アプリですので、一度試してみてはいかがでしょうか。