iCloudサービスを利用することによって書類も知らぬ間に自動保存。iOS 5搭載のiPhone/iPadやMac/PC上で常に最新状態が反映され編集、閲覧、共有が可能になりました。 iPhone/iPadなどで作成した書類も自動保存し、Mac/PC上で途中から引き続き編集することができます。もちろん、その逆も同様です。
Mac/PC上で作成した書類をiCloudへ保存しておけば、外出先や移動中でも引き続き編集したり、閲覧する事ができます。プレゼンを控え移動中の際も資料を確認したい場合なども非常に便利です!
要するにプレゼン資料や文書ファイルなどをiCloudで一元管理ができ、iOSデバイスやMac/PCとのシームレスな共有が可能となります! ビジネスシーンにはもちろんのこと、使いようによっては学生さんや主婦のみなさんにとっても活用できますよー!
今回は「Keynote」のデータを使用してご紹介していきます。
Keynoteの書類をiCloudへ
まずは、KeynoteアプリをiCloud使用設定オンにします。
設定はこれだけ。
[手順►「設定」アプリ>「Keynote」>「iCloudを使用」>オン]
Keynoteアプリを起動するとKeynote内の書類が勝手にアップロードされます。 アップロード中は上部に件数が表示され、各書類には進捗状況が青いバーで表示されます。
たったこれだけでiCloudへの保存が完了です!! あとは新規で書類作成しても勝手に自動保存されるので、意識する必要はありません。
Mac/PCで共有した書類をダウンロード
書類のダウンロードだけでなく、Mac/PC上で作成したKeynoteデータをicloud.comへドラッグ&ドロップで簡単にアップロードする事ができます。
【Web側iCloud上で可能なこと】
- ダウンロード
- 削除/複製
- 保存(アップロード)
- 書類名の編集
[Mac/PCでは以下の形式でダウンロード可能]
- iWork '09(Keynote/Pages/Numbers)形式
- Microsoft Office(PowerPoint/Word/Excel)形式
- PDF形式
[Mac/PCから以下の形式でアップロード可能]
- iWork '09(Keynote/Pages/Numbers)形式
- Microsoft Office(PowerPoint)形式 Mac/PC上で「icloud.com」にアクセスしてみましょう。 iCloud IDでサインイン後、『iWork』をクリック。
先程、iPadのKeynoteで「iWork」と共有したデータが全て表示されました!左上の雲マークボタンをクリックするとTOP画面に戻ります。 Mac/PC上でダウンロードするには、該当データをクリックします。
[書類をダウンロード] クリックすると「ダウンロード⇩」ボタンが出現しますので、クリックするとさらにダウンロードファイル形式を選択することができます。
- Keynote '09
- PowerPoint
の3形式から選択可能。
ファイル形式選択後はダウンロードが開始されます。
[書類をアップロード] iWorkを開いた状態で、アップロードしたい書類をドラッグ&ドロップで放り込んじゃいます。
アップロードは右上の歯車ボタンからも可能です。
簡単にアップロードができます!
[書類を削除/複製]
削除したい書類をクリック選択し、右クリックでメニュー表示。削除はもちろん、コピーもできます。
各書類のタイトル部分をクリックすると編集が可能です。編集後、各iOSデバイスにも自動的に反映されます。
iCloud設定で「書類とデータ」をオンに設定していれば、瞬時に全自動で保存され、各iOSデバイスにも反映されるのでとても便利です! ただ、iCloud設定で「書類とデータ」をオンにしているとバッテリーの減りが早いようなので、必要ない時はオフにしておくことをおすすめします。オフに設定している場合は、即時反映とはいきませんが「オン」に設定を変更した際には自動的にアップデートされます。
ただ1つ、PDFデータがPCからアップロードできないという点は早く対応してほしい...。汗
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