今週が都内の桜が見頃を迎えるようです。
お花見や、桜を見ながらの散歩の途中、今年もiPhoneで桜を写真に収めておきましょう!
今回はiPhone 6sを使って、色々な、桜の綺麗な撮り方を紹介していきます♡
【撮り方1】標準カメラのHDR機能を使う
iPhone 4以降で標準カメラを起動させた時、画面に表示されている「HDR」の文字。「この機能ってなんのためにあるのか分からない」と、使ったことがない人も多いかもしれませんが、極端に暗い時や明るい時などに使うと、綺麗な写りの写真を撮ることができます。
HDRオン/オフで撮り比べをしてみました。最初にHDRオフで撮って…
HDRをオンにして撮ってみる。窓から太陽の日差しが桜に当たっていたので、普通に撮った時は全体的に明るく写っていましたが、HDRをオンで撮ってみると、暗い印象の写真になりました。
明るすぎる場所で撮っていたわけではなかったので、今回は逆に暗く写ってしまったんですね。HDR機能は極端に写りが悪くなってしまう状況で使うのが良いようです。
【撮り方2】接写の場合は画面タップでピントを合わせる
しだれ桜など、桜を近くで撮る時、なかなか自動ではなかなかピントが合ってくれないので、そういう時は画面をタップしてピントを合わせましょう。
手前にある桜をメインに撮りたいのに、後ろにある桜にピントが合ってしまっています。
この時にピントを合わせたい手前の桜をタップ!
これで手前の桜をメインに撮ることができますね!
【撮り方3】逆光では露出をあげる
撮りたい桜のアングルが逆光であった時、桜が全く綺麗に写らなくてもったいないですよね。
そんな時は露出を上げて、画面を明るくしましょう!
まずは逆光のまま撮ると、このように桜の向こう側に見える空は青くて綺麗ですが、手前にある桜は枯れているのではないかと思うくらいの、残念な写りになってしまっています。
これを同じアングルで露出を上げて撮ると、こんなに綺麗な写真になります!後ろの空は光が強すぎて白飛びしていますが、メインの桜は綺麗に写っていますね!ただ撮る時の露出を上げただけで、編集・加工はなしです。
露出をあげるには、メインにしたい被写体をタップし、そのまま離さずに指を上にスライドさせるだけ。明るくしすぎて桜が飛ばないように注意しながら調節してくださいね。
【撮り方4】夜はフラッシュを焚く
仕事終わりで夜桜を見る場合は、今までご紹介した手法はあまり使えないかもしれません。(露出をあげる方法は使えます)
そんな時は、思い切ってフラッシュを焚いてみるのもいいですよ!
ちなみにこれは昼間に撮った桜ですが、フラッシュを焚いて撮った桜も、なかなか綺麗に写るもの。
外のカメラで撮る以外にも、インカメラにもフラッシュ機能が付いているので、一緒に見に行った人たちとインカメラでフラッシュを焚きながら、桜を入れて撮るのもいいかもしれませんね。
【撮り方5】フィルターを使って撮る
標準アプリで使えるフィルターってあまり良い印象はなかったのですが…、桜の撮影においてはぴったりでした♡
標準カメラアプリで使えるフィルターは全部で8つ。この中で使えそうなフィルターは、フェード、クローム、トランスファー、インスタントの4つ。
▽フェードフィルター
このフィルターではコントラスト低めの写真が撮れます。“くすみ”とでも言うのでしょうか。桜はピンクや白なので、相性が良いようです。
▽クロームフィルター
このフィルターは先ほどのフェードフィルターとは違い、くすみがなく、はっきりとした写りですね。桜の儚さではなく、華やかさを写したい人におすすめです。
▽トランスファーフィルター
これまた違った印象の写真に仕上がりました!写真全体に薄い茶色が重ねてあるような色味で、セピアに近いですね。
▽インスタントフィルター
女性が好みそうなピンクっぽい写真が撮れるのが、インスタントフィルター。良い意味でレトロテイストの桜を撮ることができます。
以上が標準カメラアプリを使った桜の撮り方でした!
今週中、今週末にお花見をする人は参考にしてみてください♡
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