さまざまなサービスやアプリ同士を連携させて、処理を自動化できる「IFTTT」の便利さについては、これまでにも何度も紹介していますが、先日のアップデートで、iOSの「カレンダー」と「App Store」に接続できるようになり、これまで以上に便利になったので、あらためて紹介しますね!
IFTTTからカレンダーとApp Storeにアクセスできるようにする
IFTTTで「カレンダー」または「App Store」を使えるようにするために、先に設定が必要です。
「Search」画面で、まずは「カレンダー」の設定画面を探します。
検索ボックスに、「iOS」と入力すると、連携可能なiOSアプリのアイコンが表示されるので、「iOS Calendar」をタップします。
次に、「Connect」をタップします。
カレンダーへのアクセスを許可するかどうかを聞かれるので、「OK」をタップします。これで、IFTTTで「カレンダー」にアクセスできるようになります。
同じようにして、今度は「App Store」を探します。
検索ボックスに、「app」と入力すると、「Apple App Store」というアイコンが見つかるので、これをタップします。
「Connect」をタップします。App Storeに関しては、ポップアップなどは表示されないので、これで設定はOKです。
使いたいアプレットを作る
あとは、使いたいアプレットを作るだけです。「アプレット」というのは、以前のIFTTTでは「レシピ」と呼ばれていました。
執筆時点では、IFTTTを起動すると、トップ画面に「15 Applets for iOS」という特集が組まれています。これをタップすると、すぐに使えるアプレットが見つかりますので、この中から探すのが早くて簡単です♪ もちろん、オリジナルのアプレットも作れますが、どう使うと便利なのかを手っ取り早く知るには、特集を見るのが一番です。
たとえば、「Track your work hours in iOS Calendar(勤務時間をiOSカレンダーに記録する)」アプレットでは、勤務地を登録しておくと、その場所に着いた時間とその場所から離れた時間を検知して、カレンダーに記録を残してくれます。
「Turn on」をタップして、アプレットをオンにします。
「Location」で「Edit location」をタップし、場所を登録します。住所を検索してもよいですし、現在地を設定することもできます。
続いて、記録を残すカレンダーを選択して、「Save」をタップすれば、このアプレットの設定は完了です。あとは、アプレットが実行されるのを待つだけです。
App Storeを使ったアプレットの例としては、「Get an email when a specific app's price drops(指定したアプリの価格が下がったらメールで知らせる)」というものがあります。
アプレットをオンにして、アプリ名またはアプリのURLをセットするだけです。
似たような名前のアプリが多いと、アプリ名では検出できずに保存できないようなので、アプリのURLをコピー&ペーストするのが確実です。
過去に紹介したレシピ(現アプレット)
オリジナルのアプレットを作りたい場合は、過去に紹介した以下の記事をご覧ください。デザインは多少異なりますが、しくみは同じですので、参考になると思います♪
- 通知が便利なIFTTTレシピ(1):指定した場所を離れたら通知♬
- 通知が便利なIFTTTレシピ(2):天気が雨になったら通知♬
- 通知が便利なIFTTTレシピ(3):Instagramで特定のユーザーが更新したら通知♬
- 通知が便利なIFTTTレシピ(4):RSSフィードに指定したキーワードが含まれていたら通知♬
画面はすべて英語なので、とっつきにくい印象があるかもしれませんが、iPhoneやiPadでしか使えない便利なアプレットがたくさんありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆