占い さそり座 2017.4.24〜2017.4.30 の運勢

さそり座 2017.4.24〜2017.4.30 の運勢

HOROSCOPE



さそり座

10/24~11/22 | 占い師 : SUGAR

『裏返しの返り花 』

人生の路地裏に垣間見える花

今週のさそり座は、初冬の小春日和に誘われて咲く季節外れの「返り花」のごとし。あるいは、目立たないささやかな喜びに思わず目が開かれていくような星回り。 

社会的にも、経済的にも、すこし寒々しい冷気に晒されているさそり座ですが、人間らしい人間に必ず裏表があるように、人生にも必ず裏表というものがあります。つまり、そんな寒い季節に生きていると、どうしても色々なことを諦めなければならない。しかし、そうだからこそ、これまで気付かなかったきれいなものが見えてくるのです。

人生の表通りをさっさか歩いていってしまう人には、路地裏に咲く花は決して目に映らないでしょう。しかし路地裏に迷い込まざるを得なくなった人にとって、そうした返り花を見つけた瞬間というのは、まさに人生の裏表がひっくり返ったも同然。そこでは裏こそ表なのです。

今週はどこか、鯨井孝一さんの「成り行きに任す暮しの返り花」という句を思わせるような週と言えるかも知れません。

偶然性の作法

一部の隙間も綻びもなく、ガチガチに構築された重厚なヨーロッパ哲学をモデルに自分の道を模索していくのには、やはりさそり座は繊細すぎる。

かつてハイデッガーに学んだ九鬼周造がそうだったように、堅い論文調で自らの哲学を語ると途端に閉じていくように感じたものが、「もののはずみ」や「たまたま」に向かい、「ふと」や「それから」の世界に入っていくことで、やわらかく開いてくる。必然性だけを追う人生よりも、もっと自然な偶然性を大切にしようとすると、どうしてもそういうことが分からなくてはなりません。

『偶然性の問題』を書いた九鬼がもっとも大切にしていた偶然は、おそらく「面影に向かって振り返るような」偶然であり、そこにはしみじみとした「なつかしさ」をもって生の流れに再び接していくような精妙な手触りがあります。

思わず遠いところへ運ばれてしまうような瞬間を大切に。そして、自分にとっての返り花をどうか見つけてください。

今週のキーワード

自分なりの返り花を見つける

はましゃか