空気が澄む冬の時期は、夜空が一段と美しく見えるシーズンですよね。
今回は、iPhoneカメラで月や星空をきれいに捉える、撮影テクニックをご紹介。
ちょっぴりロマンチックな夜空の様子を、ぜひ自分の手で撮ってみてくださいね。
iPhoneカメラで満月の写真を撮影してみない?
身近なiPhoneのカメラ機能だけで、美しい月の写真を撮ることができるんです。
今回は、ハイスペックなiPhoneのProモデルではなく、iPhone 16を使って撮影しました。
それでも、月面の様子までしっかり捉えることができましたよ!
iPhoneのデフォルトアプリ「天気」では、月と地球の距離や満月になるタイミングなどを確認できます。
これを活用して、最適なタイミングで撮影にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
2月13日(木)には、寒さが厳しい時期ならではの『スノームーン』と呼ばれる満月が見られるそうなので、神秘的なショットをぜひ狙ってみてくださいね。
iPhoneカメラで月をはっきりきれいに撮影する方法
早速、iPhoneで月を撮影する方法からチェックしていきましょう。
まず、カメラモードを『ビデオ』に切り替え、右上にある動画の解像度が『4K・60』となるよう、数値部分をタップしてセッティング。
次に、月に向けて最大限ズームします。
このままでは月が光ってはっきりと見えないため、明るさの調整を行なっていきますよ。
まず、近くにある街灯などにカメラレンズを向けて、撮影画面上の明るい部分を長押し。
画面上部に『AR/AFロック』と表示されたら、再び空にカメラを向けてOKです。
そして、上部中央の『∧』マークから『露出』を選択。
『露出』の値を「-2.0」まで下げると、月の輪郭がはっきりと捉えられるようになりました。
あとは、ビデオ撮影をスタートして、画面右下の白いボタンをタップすれば撮影終了。
満月間近のタイミングで撮影した写真では、ほぼまん丸な月をはっきりと写すことができました。
iPhoneカメラの機能だけできれいな月が撮れるため、ぜひ一度チャレンジしてみて!
iPhoneナイトモードで星空をパシャリ
星空を撮影したい時には、iPhoneカメラの『ナイトモード』を活用するのがおすすめ。
暗い場所で写真を撮る時には、自動的に『ナイトモード』が作動しますよ。
iPhoneを手持ちしている状態では周囲の明るさに合わせて最大10秒、三脚などでカメラを固定すると最大30秒までシャッタースピードを伸ばせます。
きれいに星空を撮るにはできるだけ三脚を取り入れて、『ナイトモード』が30秒になるようにするのがポイント。
撮影後は、「写真」アプリの編集ツールにある『調整』で、色味などをお好みでアレンジすれば完成ですよ。
『ナイトモード』のおかげで、肉眼では見えないような星屑を発見できたりするので、ぜひこちらも挑戦してみて。


