かに座
迷ったときは自分に尋ねて。何に情熱を感じる?
幸運と拡大の星・木星がおひつじ座からおうし座へ移動。私たちの世界にまた新しい課題がもたらされる2週間となります。
月半ばの段階では太陽と、順行に戻ったばかりの水星、そして天王星もおうし座を運行中で、状況のカギはおうし座周辺が握りそう。
さてそれはさておき、この2週間は前半と後半で少し趣が違います。まず月半ばは、先述の通りおうし座方面が強く活性化。穏やかで、誠実かつ優しいコミュニケーションが活発になるでしょう。いい意味で“空気を読む”雰囲気が強く、それぞれ相手の思いを察しながら、適切な行動ができます。人と人の協力体制も生まれやすいので、思っていることは素直に打ち明け、助け合っていくといいですよ。
特に女性星座(おうし座、かに座、おとめ座、さそり座、やぎ座、うお座)の間では、感情的な交流も盛んで、結果的に恋にもつながりやすいかな。男性星座(おひつじ座、ふたご座、しし座、てんびん座、いて座、みずがめ座)にとっては、恋という意味ではいまいちなものの、やりたいことはきっちりやれるとき。ただし、そこでも気づかいや協力関係は重要になります。同時に、ある種の頑固さも発生しやすくなっており、思いがけない方向から「待った」がかかるような展開も増えていきそう。「自分にとっての当たり前は、誰かにとってはとても違和感があることなのかも…」という事実に気付かされるかもしれません。
対して月末は、今までの流れを残しつつも一層発想の転換を促される時期でしょう。月半ばに思いがけない展開に驚かされたなら、さらにそれが発展し、「これはこれでありなんだ」と納得させられるようなイメージ。自分にとっての普通が、「私って実は少数派なのか!?」と思う感じかな。
結論から言うと、この世にはまだまだ知らないことがあり、「知らない」「関係ない」で片づけるには世界は大きすぎるから、自分のキャパシティー広げていこう!ってことかもね。実際、今まで当たり前だと思っていたことに対して違う側面が見えてきて、状況は揺れ始めます。が、これも進化の一部だと理解し、内にこもらないように。男性星座諸君にとっては、このころが転機の始まりです。新たな出会いや恋も…あるかもしれないね!
5月後半、かに座の恋愛運はこちら!
迷ったときは自分に尋ねて。何に情熱を感じる?
出会いを含めた対人運は依然高めをキープ。ただ段々不穏な風も吹き始め、そこだけに集中しにくくなってきています。
まず月半ば。かに座のやさしさ、誠実さ、協調性がいい形で出るときで、多少難しい相手であってもそれが向こうの心を開かせます。このパターンが多いのでは。現在進行形の関係もますます深まる時期で、今親しくしている相手がいるなら、「こんなに心を開ける人は初めて!かに座なしじゃやっていけない」と思っている節さえあります。主導権は基本相手にあるものの、より関係を進展させたいなら、その意志を見せれば難しくはないのかなと。ちなみに、行動を起こすなら今が好機。この後は今ほど有利な状況にはなりません。
また新たな出会いもありそうなタイミングで、このころ会う相手は総じて“余裕”がある雰囲気の人かも。性格面はもとより、裕福、高学歴などいろいろあり得ます。向こうもかに座に好意があるのである意味理想的な存在ですが、何か引っかかるなあと思ってしまう面も。相手に何かあるというより、かに座は心のどこかでハングリーさを求めているのかも。相手の魅力であるそこが、まさに引っかかるポイントなのでは。本当は自分がハングリーでいたいのかもしれません。ここよく考えて。
更に月末。月半ばのハングリー問題に新たな展開がありそう。何か直感的に「あ、私の中で本当に気になっていることはこれなんだ!」というものが見つかる雰囲気です。自分が即ハングリーではないとしても、生き抜く賢さや独立心を魅力的だと感じているのは本当なのかな。出会える人は総じて魅力的で気も合いますが、そういう中だけに納まっていたくないと思う自分も自覚するときです。「型にはまった、いい子の自分だから好かれているんじゃないの?」みたいに思うとか。以前なら「こういうのがいい。理想」と思っていたものに対しても、疑問が生じやすいでしょう。
大きな過渡期でもあるので、何事も急がずじっくり自分が感じていることを味わってみるといいですね。何が正解とか間違いとか、そういう話じゃありません。ただ人に相談するのはいまいちかな。人に理解してもらうのは難しい、デリケートなテーマなのですよ。