いて座
限定と検証
未来を限定する
2018年、最初の週のいて座は、カメラのレンズの焦点を合わせるように、「未来の長さ」を調節していくよう。すなわち、計画が立てられる分のみに未来の尺を定めて、そこまでの流れを具体的に書き出し、検証していくような星回り。
遠い先の曖昧な未来に夢を膨らませていられるほど、あなたはもう呑気ではいられなくなってきているのではないでしょうか。
写真には、「真を写す」部分よりも「偽を作る」部分の方が圧倒的に多く含まれているように、未来を魅力的なものに演出するために、多くの曖昧さを必要としてきた訳ですが、今はむしろそうした曖昧や「偽」はかえってあなたの負担になるだけ。
自分にとって無理のない期限を設けて、可能な限り精確な未来への見通しをもって、具体的な計画を進めていくことで、自分を安心させてあげましょう。
今のあなたであれば、それはきっと可能なはずですから。
大胆かつ緻密に
鎖国状態が300年以上続いた平安時代の後、西の平氏は外国との貿易航路を開拓・整備することで、交易による動産重視の開放的な流通社会を作りあげました。
その中心人物であった平清盛こそは、貿易立国・日本の祖であり、後の坂本龍馬を先駆けた先見の明の持ち主だったのです。
今のあなたの置かれた状況もまた、そんな清盛の出てきた背景とどこか通じるところがあるように思います。
自分の能力や資産、経験を大胆なリンクの中に繋げつつ、現実と地続きにしていくこと。そうして初めて、今後「生き延びる」ための道は開けてくるのです。
まず今週は、焦らず、じっくりと必要な準備と段取りに手間と時間をかけていきましょう。
くれぐれも、行き当たりばったりや、衝動まかせの思いつきだけで動かないこと。
今週のキーワード
平清盛