しし座
野花を手本に
今週のしし座:プエブロの今昔
今週のしし座は、プエブロインディアンの末裔のごとし。すなわち、新たなに物事を始めていくにあたり、正しい理解と心構えをダウンロードしていくような星回り。
プエブロとは、インディアン部族の末裔のことで、現在その数は約3万5000人ほどと言われていますが、現代社会において彼らは都市の徘徊者であり、しなびた知力のシンボルと言われていました。
そうした伝統との断絶や荒廃した期間を経て、現在彼らはふたたび自然と調和する方法を確立し直し、平和で霊的な集団生活の見本となっています。
もちろん、だからと言ってあなたに自然に還れなどと言うつもりはありませんが、どうかこのタイミングでシビアな感覚を取り戻しておいてほしいのです。
つまり、自分は日々どんなことを積み重ねるべきなのか。あなたが依拠すべき「理」はどこに求めるべきなのか。
自分の生活や暮らしぶりを改めて戒める基準を、きちんと設定しておくこと。それが新年を迎えるにあたって、今週のあなたがしておくべき準備なのだと言えるでしょう。
野に咲く花のように
われわれ現代人の臆病さを考えてみると、野に咲く花の偉大さには恐れ入るものがあります。なにせ、たまたま置かれた場所から動かずに、自分に必要な栄養を黙々と調達し、花を咲かせていくのですから。
そして、特別に名前などなくても、見る者をハッとさせてくれます。彼らはなぜ美しいのでしょうか?
それは、恐らく泣き言や言い訳をせず、自分がどれだけ恵まれていて、幸せに花を咲かせていられているかを素直に語っているからでしょう。今週のあなたは今もって「花として地上に立てるか」を試されているのだと言えます。
しし座への今週のキーワード
依拠すべき「理」としての野花