しし座
まことの関係
丁か半か
今週のしし座は、器用に人を救うはったり野郎のごとし。
あるいは、頭の中の登場人物の不可解な展開に悩まされてしまうか、それらがとても神聖なものであることに気付いていくか、いずれかに転がっていくような星回り。
今週は「自信」ということについて考えさせられるような流れになっていくかもしれません。つまり、自分はどんな自分で在ると確信しているのか。
つまり、「ああなりたいな」、とか、「こんな風に見せたい」といった願望にもとづいた自信ではないのだということです。願望は願望でしかなく、魂の自覚(=本来の自信)とは別の回路。
人間関係で何かを否定することで切り抜けたくなる困難に会うと、つい願望をかき消された気がして立ちすくんでしまうかもしれません。
ですが今週は、自信をもってはったりをかましていくべし。
真事と真言
私たち全員の中にも、残忍さだとか、ずる賢いものが潜んでいる訳で、それを考えれば「誰々はよい人だけれど、あの人はわるい人だ」とは安易には言えなくなります。
ましてや自分のことに関しては特にそうです。
自分ひとりでは矛盾や欠陥をもった個として在らざるを得ない、だからこそ私たちは、<まこと>の関係を求めるのかもしれません。
<まこと>は漢字で「真事」とも書けます。
例えば、孤独ということも、誰しもが避けては通れないという点で<まこと>でしょう。
<まこと>には、かならず運命感覚とも呼ぶべき、必然性への直観がついて回るのです。
もちろん、裏付けなどないでしょう。
けれど、深い直観に紐づいた言葉というのはやはり「真言」であり、その響きはおそらくあなただけでなく関係を結んだ相手にも調和を与えていくはずです。
今週のキーワード
必然性への直観