しし座
遊ぶならば、徹底的に。
力の儀式を執り行う
今週のしし座は、さながらクラウド・ファウンディングのごとし。あるいは、自分にとって基盤となるような力を集める儀式を執り行っていくような星回り。
クラウド・ファウンディングとは、公に役に立つようなプロジェクトを立ち上げ、ネットを介し不特定多数の人に資金提供を呼びかけた上で、一定期間内に目標額に達することができればプロジェクトがスタートするというのが一連の流れ。
ただし、クラウド(雲)には黒雲と白雲の2種類があり、白雲が出てくれば、こちらのアイデアや思いつきにいい意味で想定外の広がりやはずみをつけてくれます。
ですが黒雲が出てくれば、思わぬトラブルを運んできたり、考えの甘さやこちらの底の浅さが露見する事態となってしまいます。
それでも忘れてはならないのは、どんな雲にせよその遥か上空には、「希望」を象徴する星々が輝いているということ。
今週のあなたは、リスクを重々承知していても、思わずつかみとりに行きたくなるものが自分にもあったのだ、という新鮮な情熱を取り戻すことができるかも知れません。
はかなさの感覚と遊びは表裏の関係
以前、鎌倉文学館を訪れた際に
「人生もまた一輪の花のようにはかないものであるならば、友よ、砂の上にぼくらの家を建てて、遊ぼう」
といった一文を目にした記憶があります。
砂場で遊んでいる世代の子どもならば、そんなことをいちいち言葉にして考えたり、会話している訳ではないでしょう。
ですが実際に、砂場で大きな山を作りトンネルを掘って、そこから向こう側をのぞいていると、存在するものの儚さと、それゆえの美しさのようなものが感覚的に分かるときがあります。
そういう意味では、ときどき大人が子どもみたいなことをしたくなるのも、もっともなことなのかもしれませんね。
後先のことなど変に考える必要はないのです。
それが希望である限り、あなたにはどんな「遊び」であれ、それを追求していく権利がある。この世で思う存分、遊んでていきましょう。
今週のキーワード
友よ!