ビル・アトキンソンは初代Macの開発を立ち上げたジェフ・ラスキンの教え子で、Macの開発者の1人です。そしてMacPaintやHyperCardなど、Mac初期の重要ソフトの開発者でもあります。といっても名前を聞いたことがあるだけで、今何をやっているのか知りませんでした。この「Bill Atkinson PhotoCard - Postcards」アプリに名前が出ていたので調べたのですが、今は写真家として活躍していたんですね!iPhoneに脈々と受け継がれるMac魂。そんなMacの開発者が作ったアプリなら、チェックしない訳にいきません☆
このアプリは、ビル・アトキンソンの撮影したネイチャーフォトや自分の写真を使ったポストカードを作成するアプリです。作ったカードを印刷して郵送するのはもちろん有料ですが、メールに添付して送ることができます。しかもメールの添付書類としてはけっこう高解像度で、きれいに送れます♪ ビル・アトキンソンの写真を使って作ってみました。こちらはリサイズしてありますが、メールに添付されるオリジナルの解像度は(カードの表裏合わせて)980×1300ピクセルでした。
作り方は簡単です。最初にイメージを選択します。自分の撮った写真でもいいですし、ビル・アトキンソンのネイチャーフォトは200枚から選べます。ツールバーの「Card Back」をタップすると、宛名面の編集になります。左半分はメッセージ欄です。日本語のフォント種は選べませんが、アルファベットはいろいろあります。切手の部分をタップして、切手を選びます。切手も200種類あります。ツールバーの「Stickers」からは、ステッカーを選んで貼付けることができます。こちらは、400種類もあります!かわいらしいものから落ち着いたものまで、様々なものがありますよ♪最後に宛名部分をタップして、宛先入力をします。デバイスの連絡先から読み込みできます。送信して完了です。ステッカーは貼付けた後に、サイズや位置を調整できます。この辺の操作感がアナログ的で、誰にでも使えるグラフィカルなコンピューターを作ろうとしていたアトキンスの名残りと言えるかもしれません。旅行に行ったときに送る絵はがきのように、ちょっと改まったポストカード風のメールというのも、たまには良いかもしれませんね♪