4月に日本でリリースされたAppleの新機能、パーソナルインテリジェンスシステム「Apple Intelligence」はもう使いましたか?
最新のiOS 18.4にアップデートすることで、文章の校正や要約、画像作成など、さまざまなシーンで役立つ機能が利用できるようになりました。
「Apple Intelligenceはなんとなく聞いたことがあるけれど、まだ使えていない…」という人に向けて、使うべき理由をご紹介。
難しいイメージを持っている人も、感覚的かつ簡単に使えるはずです!
理由①アプリを開かずともChatGPTを登録なしで安全に使える
AIサービスといえば、一番先に「ChatGPT」を想像する人も多いはず。アニメ風のイラスト作成や、ビックリマンチョコ風のシール作りで、触ったことがある人も多いかもしれません。
Apple Intelligenceは「作文ツール」で文章の校正や要約ができるだけでなく、ChatGPT機能をシームレスに利用できるのが特徴。
逐一ChatGPTのアプリを開かずとも、文章や写真編集を行いながらChatGPTに微調整を指示することができるんです。アプリの行き来がないだけで、かなりストレスフリーに作業ができるかも。
ChatGPTへの登録も不要だから、まだ使ったことがないという人でも気軽に利用できるのもうれしいポイントです。
ちなみにここで使えるChatGPTは無料版のものとなっており、通常と同じく使用制限があるとのこと。すでに有料版ChatGPTに登録している人は、自分のアカウントで
また、Apple Intelligence経由でChatGPTを使った場合、Appleが定めるプライバシー処理が適用されるのも特徴。ここでのデータは勝手に保存されず、個人情報が収集されることもないため、安全に使えるそうですよ。
理由②Siriが大幅にアップデート!よりスムーズな操作が可能
従来よりあった「Siri」機能が、今回のアップデートで大幅に進化。より深い言語理解能力で、操作をサポートしてくれるといいます。
声でリクエストをする場合、言い間違えたり、「いや…やっぱり…」などと詰まったりしても大丈夫。言語の理解力がより高まったとのことで、意図が正しく伝わるそうです。
声を出したくない場合は、iPhoneやiPadの画面の下部をダブルタップ。Macの場合は、Commandキーを2回押すと素早くSiriが起動し、タイプ入力が可能です。
たとえば、「ニュージーランドで星空鑑賞をする1週間の旅行計画を作って」とリクエストした場合、瞬時に詳細の旅程が提案されました。
ここから調整したい場合は、スムーズにChatGPTを利用することも可能。ChatGPTへアクセスする場合は、そのたびに確認が表示されるため、勝手につながる心配もありません。
理由③感覚的に使えるビジュアル作成が便利
最後に、おすすめの画像機能を3つご紹介。
「ちょうどいい絵文字が見当たらない」「オリジナリティ」を出したいときにぴったりなのが、絵文字を自由に作れる「ジェン文字」です。
“パンダ”などの固有名詞だけでなく、“宇宙飛行士の格好をしているパンダ”といった、ユニークなリクエストも可能。作ったジェン文字はステッカーとして保存できますよ。
自由度の高いイラストを作りたいなら、「Image Playground」を使ってみて。いくつかのキーワードを組み合わせると、わずか数秒でかわいいイラストが完成します。
アニメーション/イラスト/スケッチといったスタイルも変えられるから、さまざまなイラストパターンを試せますよ。
人が写っている写真を取り込んで、イラストを生成することもできちゃう。自分の写真を使って、いろいろと試してみるのも楽しそうです!
「画像マジックワンド」は、自分がメモアプリで描いたラフスケッチを、関連性の高い画像に変換してくれる機能。自分の頭の中に描いているイメージを、なかなか形にできないときにも便利です。
ラフなスケッチと説明を入力し、円で囲むだけで…
すぐに本格的なビジュアルを作成してくれるんです!デザインを考えたいときや、資料作成をするシーンでも役立ちそうですね。
ご紹介したApple Intelligenceは、最新のiOS 18.4で利用可能。対応機種はiPhone 15 Pro/15 Pro Max/16モデル、MacはM1以降のチップを搭載したモデルです。
コミュニケーションがより楽しくなるだけでなく、作業が効率化するApple Intelligenceをぜひ活用してみてくださいね。
Apple Intelligenceの詳細はこちら
https://www.apple.com/


