最新ソフトウェア「iOS 18」では、「写真」アプリのデザインが一新されました。
今回は、画像をまとめたコレクション表示をカスタマイズする方法や、新しく追加された編集機能をご紹介。
お好みの整理方法で、写真や動画を見やすく管理してみてくださいね。
「iOS 18」の「写真」アプリをカスタマイズする方法
iOS 17までの「写真」アプリでは、画面下に全ての写真をまとめた『ライブラリ』、指定したアルバムだけを表示できる『アルバム』などのタブが並んでいました。
でも「iOS 18」ではこのタブが廃止され、画像をさまざまなテーマに分けた、コレクションと呼ばれる項目をスクロールで整理する仕組みにアップデートされています。
項目は、『最近または過去の日々』や『旅行』などを含む11種類で展開。
デフォルトでは、全てのコレクションが表示されるようにセットされていますよ。
ここからは、コレクションの表示順を並べ替えたり、ピンで固定したりする、アレンジ方法を詳しくご紹介。
コレクションの並べ替えを行いたい時は、アプリを下部までスクロールして、『カスタマイズと並べ替え』のボタンを押してください。
右側の3本線を押しながらドラッグ操作すれば、コレクションテーマの表示順を変えられます。
頻繫にアクセスするものは、トップに配置すると良さそうですよね。
コレクションを非表示にすることも可能ですよ。
その場合は、コレクション名の左側にあるボタンをタップして、チェックを外せばOK。コレクションを非表示にしても、画像が削除されるわけではないので安心してくださいね。
再表示したい時は、再度チェックを付ければ元通りになります。
チェック頻度が高いコレクションやアルバムは、ピンで固定するのがおすすめ。
固定方法は、『ピンで固定したコレクション』の項目を見つけて、右側にある『変更』ボタンを選択しましょう。
すでに選択されているものをピン留めから外したいなら、赤いマイナスボタンをタップ。
新しくピン留めしたいコレクションやアルバムは、緑や青のプラスボタンから追加操作を行なってください。
「写真」をデフォルト設定のまま使うと、あらゆるコレクションが表示され、ちょっぴり混乱してしまうかも。
そのため、まずは表示するコレクションをしっかり吟味して、必要な項目だけが表示されるようカスタマイズすると、使い勝手が良くなりそうですよ。
『ライブラリ』のフィルタ&表示オプション機能が優秀
「写真」アプリを下方向へとスワイプすると、『ライブラリ』画面へと切り替わりました。
『ライブラリ』には、従来同様に年月日で画像を振り返れる『年別/月別/すべて』ボタンを搭載。
ここで特に注目したいのが、表示画像の編集が行える左下にある矢印ボタンです。
メニュー内『フィルタ』を選ぶと、表示する画像タイプが選べる仕様。
例えば、動画だけまとめてチェックしたいなら、『ビデオ』にチェックマークを付けてください。
「記録用に撮ったスクショが埋もれちゃった」なんていう時は、『スクリーンショット』にのみチェックを付ければ、簡単に見つけ出せるかも!?
逆に、スクショ画像を『ライブラリ』からカットしたい場合もありますよね。
そんな時は、『表示オプション』の項目から、表示の『スクリーンショット』のチェックを外せば、すべてのスクショ画像が非表示となります。
より使いやすくなった『ライブラリ』の新機能も、ぜひ一度試してみてください。
動画の再生速度を変えられる、新編集機能にもご注目
画像を編集するためのボタンも、場所やデザインが新しくなりました。
これまでは右上に『編集』と記載されていたボタンが、「iOS 18」では下部に移動。
そして、3本のスライドバーを模したアイコンデザインへと変化していますよ。
動画の編集機能には、撮影後に再生速度を調整できる新ツールが仲間入り。
本機能を試してみたい方は、ビデオの編集画面の上部に出てくる、インジケーターデザインのボタンへと進んでください。
そして、再生速度の項目を『50% 30fps』にセット。
あとは、再生速度をスローにしたい開始と終了部分を指定しますよ。
これで指定部分の再生速度が、ほんの少しゆっくりになるようアレンジされました。
注目して欲しい部分を、ややスローモーション風にして見せたい時などに活用してみてはいかが?
「iOS 18」の「写真」を自分らしくセッティングしよう
新しくなった「写真」アプリは、Apple社自身が過去最大のアップデートと発表するほど、ガラリとデザインが変わっています。
初めは戸惑うかもしれませんが、カスタマイズ次第で従来のようなデザインに戻したり、自分らしいアレンジが加えられたりするので、ぜひじっくり設定してみてください。