夏の風物詩と言ったら、“花火”ですよね。
今回は、手持ち花火をきれいに撮る、iPhoneカメラの設定方法を4つご紹介。
線香花火を撮った写真を美しく仕上げたり、花火文字に挑戦できたりする、とっておきの撮影テクニックをぜひ取り入れてみてくださいね。
iPhoneカメラでバラエティ豊かな花火写真を撮る方法
花火はあっという間に終わってしまうけれど、写真に残せばその輝きは永遠に続きそう…。
例えばiPhoneカメラの「Live Photos」を駆使すると、長時間露光で線香花火を情緒豊かに記録できます。
また、暗い場所でも色鮮やかな写真が撮れる「ナイトモード」を使うと、ユニークな花火文字が完成。
写真だからこそ残せる花火の楽しみ方を、堪能してみてはいかがでしょうか?
ここからは、とっておきの撮影テクニックを4つご紹介します!
1. 花火の輝きを細かく捉えるなら露出調整がポイント
花火の撮影で重要なのが、露出調整をしっかり行うこと。
露出の数値を高くすると画面全体が明るくなり、低くすると暗くなります。
花火の光を細かく捉えたいなら、できるだけ露出を低くセッティングするのがおすすめ。
花火を持つ人の表情や周りの景色も一緒に写したい時は、少し高めに調整してみるのも良いかもしれません。
2.「フォトグラフスタイル」で花火の色味をアレンジ
花火の光を、どのような色味で捉えるかも重要ですよね。
iPhone 13シリーズより搭載された「フォトグラフスタイル」を使えば、カラートーンの調整も簡単。
「フォトグラフスタイル」をオンにするには、撮影画面の上部真ん中にあるボタンをタップして、フィルターマークを選択しましょう。
これでオリジナルを含め10種類のフィルターから、お好みのカラートーンが選べますよ。
『ビビッド(暖かい)』は温かみのある印象で、『ビビッド(冷たい)』ならよりクールな花火写真になりそう。
3. エモい花火写真を撮るなら「Live Photos」がおすすめ
シャッターを切る前後1.5秒の映像も一緒に記録するLive Photosも、花火との相性が抜群なんです。
Live Photosをオンにして花火を撮ったら「写真」アプリを開き、『LIVE』ボタンをタップ。
そして、メニュー内から『長時間露光』をセレクトしてください。
これでLive Photosで撮影した3秒間の様子を、1枚の画像で表現した幻想的なショットに。
静かに弾ける線香花火と組み合わせると、特にエモい写真が撮れますよ。
4.「ナイトモード」で花火文字を撮る方法
花火の残像で文字やイラストを描く、花火文字が人気ですよね。
iPhoneの「ナイトモード」を使うと、花火文字も簡単に撮影できます。
「ナイトモード」のシャッタースピードが最大値の30秒になるよう、スマホを三脚などにしっかり固定するのがポイント。
三脚が手元に無い場合は、ヘアアクセサリーを代用してみるのも良いかもしれません。
あとはiPhoneに向かって手持ち花火を動かすと、光のラインで文字やイラストがきれいに写真に反映されます。
iPhoneカメラで唯一無二な花火写真を撮ろう
今回は、iPhoneカメラの露出調整で写真の明るさを調整したり、「ナイトモード」で花火文字を描いたりする方法に注目しました。
ご紹介したテクニックを使いユニークかつ美しい花火写真を、ぜひ撮影してみてくださいね。