年末年始は街がイルミネーションに彩られ、写真を撮る機会が増えそうですよね。
今回は、iPhoneカメラの「ナイトモード」や「Live Photos」を活用して、いつもより雰囲気の写真に仕上げるテクニックをご紹介。
iPhoneのカメラ機能だけでおしゃれな写真を撮ろう
iPhoneカメラには、写真と動画を掛け合わせたような画像が撮影できる「Live Photos」や、夜間でもきれいなワンショットが撮れるようサポートしてくれる「ナイトモード」が搭載されています。
これらの機能を活用することで、被写体が重なった二重露光や、光で絵を描いたユニークな写真が簡単に仕上がりますよ。
いつもとはちょっぴり異なる、新しい撮影テクニックを試してみませんか?
Live Photosで二重露光の写真を撮る方法
ここでは「Live Photos」を使って、二重露光の写真に仕上げる方法をピックアップ。端末はiPhone13を使用しました。
まずは、右上の「Live Photos」機能をオンにしてください。
本機能では、シャッターを切る前後1.5秒ずつの映像が記録されます。
このトータル3秒の間に、倍率を切り替えて2度シャッターボタンを押すことがポイント。
Live Photosの撮影終了を知らせる“ピコッ”という音が鳴る前に、『1×』で1枚『0.5×』でも1枚と、2度シャッターを切れたらOKですよ。
撮影を終えたら「写真」アプリで該当の画像を開いて、左上にある「LIVE」ボタンをタップ。
ここで表示モードを『長時間露光』に変更してください。
これで、『1×』と『0.5×』モードで撮影した2枚が重なる、二重露光の写真が完成しました。
どことなくアンニュイな雰囲気の写真が撮れるため、ポートレート撮影にもおすすめ!
「ナイトモード」で光のクリスマスツリーが完成
次に取り上げるのは、撮影場所の暗さに応じて起動する「ナイトモード」を駆使して、光で線を描いた写真を撮る方法です。
この撮影には、写真を撮る人と、スマホのライトなどを使って光の線を描く人の、2人以上で挑んでみてくださいね。
ナイトモードでは長時間露光撮影となり、手でカメラを持ちながら撮影する場合は最大10秒、三脚などで固定すると最大30秒まで露光時間が伸びる仕組み。
今回は手持ちスタイルで、10秒間で撮影しました。
準備が整ったら、被写体となる人はライトを動かし、それを撮影者がナイトモードで捉えましょう。
今回はツリーの形をイメージして、ライトを左右へ大きくジグザグに動かしてみました。
ナイトモードが10秒以上になるようになるべく暗い場所で撮影することと、撮影者はカメラをできるだけ動かさないようにするのがポイントですよ。
光のラインが上手く描けたら大成功!
撮影する側の人は、シャッターがおりるまでの残り秒数を被写体の人に伝えてあげると、ライトを動かすスピードを調整しやすいかもしれません。
一度の撮影できれいな絵を描くのは難しいため、友だちとワイワイ楽しみながらチャレンジしてみてはいかが?
「写真」アプリの編集機能で、手書きのイラストをアクセントに加えてみるのも良いかもしれません。
iPhone 12以降の端末であれば、「Live Photos」「ナイトモード」双方の機能を備えているため、ぜひ今冬の思い出をこれらのテクニックを使って撮影してみてください。