iPhoneの最新ソフトウェア・iOS 17には、『スタンバイ』や『連絡先ポスター』のような目新しい機能が満載。
今回は、「地図」アプリのオフラインマップや新しい着信音など、既存の機能やアプリに加わった、細かな部分のアップデート内容に注目します。
より自分らしく便利に使えるノウハウを、ぜひチェックしてみてくださいね。
1. iOS 17で『触覚タッチ』がより素早く
まず1つ目は、画面を長押しした時にサブメニューやプレビューを表示する『触覚タッチ』のスピードが、調整可能になりました。
デフォルトより早いスピードに変更したい方は、設定アプリの『アクセシビリティ』から、『タッチ』をタップ。
次に、『触覚タッチ』へと進んでください。
『タッチの継続時間』の項目を「速い」に変更すると、デフォルトよりもスピーディーに作動するようになります。
下部にあるテスト欄では、『触覚タッチ』の起動スピードを体感できますよ。
2. 新しい着信音を試してみない?
iOS 17には、新しい着信音が仲間入り。
どんな音色があるのか気になったら、設定アプリの『サウンドと触覚』を選び、『着信音』を覗いてみてください。
デフォルトの『反射』以外にも、バラエティ豊かなサウンドがラインナップ。
最後尾にある『クラシック』をタップすると、iOS 16まで展開されていた音にセッティングし直せます。
3. 「Safari」のプラベートブラウザにロック機能
Webアプリ「Safari」で、訪れたページや検索履歴をアプリに記憶させたくない時に便利な『プライベートブラウズ』。
iOS 17ではこれにロック機能が装備され、Face IDで認識されない限り『プライベートブラウズ』が開けない仕様になりました。
ロック機能はデフォルトではオフになっているため、セキュリティを強化したい方は設定アプリの「Safari」で、『プライベートブラウズをロック解除するにはFace IDが必要』の項目をオンにしてください。
4. AirDropの起動を制限する方法
画像や『連絡先ポスター』の共有時に活躍してくれる、AirDropやNameDrop機能。
とっても便利なツールだけれど、狭い場所などで端末同士が近づくと、望んでいないのに機能してしまうこともあるかもしれません。
そんなお困りシーンでは、本機能をオフにしてみてはいかがでしょうか?
設定アプリの『一般』をタップして、『AirDrop』を選択。
『共有の開始』の欄がデフォルトではオンになっているため、ここをオフにすればOKですよ。
これでデバイス同士が近づいても、AirDropが作動しなくなります。
5. 「地図」アプリにオフラインマップが登場
「地図」アプリでは、事前にマップをダウンロードすることで、オフライン環境でも経路や到着予定時刻などを検索できるようになりました。
まずは、訪れたいエリアやお店を検索して、詳細ページにある3個点をタップ。
ここで『オフラインマップをダウンロード』を選びましょう。
オフラインマップは、ダウンロードする範囲が調整可能です。あまり広範囲なサイズだと、ファイルが重くなりストレージを圧迫することもあるのでご注意を!
保存したオフラインマップを確認したい時は、検索ページ右側にあるアイコンから対象となる地図へアクセスしてくださいね。
ご紹介した新機能などをフル活用して、より快適なiPhoneライフを目指してみて!