夏休みに海外旅行へ行く方も多いと思いますが、渡航先でのスマホの通信手段をどうしようか迷っていませんか?
最近旅行する人たちの間で人気なのが、端末内蔵型のSIM「eSIM(イーシム)」で現地のネット回線にアクセスする方法。
今回は、その購入方法や、iPhoneでの設定方法などをご紹介します。
「eSIM」ってなに?
海外の通信回線に自分のスマホを接続するには、国内の携帯会社が提供する海外オプションプランへの加入やWi-Fiルーターのレンタル、または海外仕様のSIMカード購入など、さまざまな選択肢があります。
そんな中「eSIM」は、スマートな使い心地と手頃な価格帯で注目を集めているんですよ。
本アイテムはスマホ端末内に埋め込まれているデジタルSIMのため、SIMカードのように物理的なカードを入れ替えたり、郵送で届くの待ったりせず、契約後すぐに利用し始められるところがメリット。
まずは自分のスマホが、「eSIM」に対応している機種かを確認してくださいね。iPhoneの場合は、iPhone XR以降の端末であれば使用可能です。
旅行プランにぴったりな「eSIM」を購入しよ
「eSIM」は、AmazonやQoo10などのオンラインストアや、同サービスを販売する各社のオンラインサイトで簡単に購入できますよ。
検索時は、利用する国名や日数などをキーワードに加えて検索してみると良さそう。
購入後は指定された開通期限内に使い始めればOKだから、ちょっぴり早めに準備しておくと安心ですよね。
また空港でも販売されているので、「うっかり準備し忘れた!」という時は、飛行機に乗る前にゲットするのもありかもしれません。
「eSIM」設定はQRコードでサクッと完了
ここからは、渡韓時に利用した「Korea Telecom」の設定画面を参考に、セッティング方法をご紹介。「eSIM」の購入が完了したら、登録に必要な専用QRコードが届くので、それを使いSIMをアクティベートしましょう。
QRコードの読み込みに手間取った時は、iPhone設定アプリからもセッティングが可能です。
まず「モバイル通信」項目の「eSIMを追加」を選択。
QRコードのスキャン画面に切り替わったら、「詳細情報を手動で入力」を選択して、購入時に受け取った各種コードを手入力する方法を試してみてくださいね。
これらの設定を国内で済ませておけば、渡航先に到着次第、対象の「eSIM」をオンにするだけで現地の回線へ即アクセスできてとってもスムーズ。
もちろん旅行先のWi-Fi環境が整った場所で、設定を行うこともできますよ。
現地の電話番号が割り振られるから、海外留学・出張にも使えそう!
「eSIM」には90日間などの長期プランも数多く展開されているため、短期留学や海外出張などに活用してみるのも良いかもしれません。
現地の電話番号も割り振られるので、海外での生活にも支障なく利用できそう。
近々海外旅行の予定がある方は、スマホの通信環境がスマートに確保できる「eSIM」で旅を楽しんでくださいね。