iPhoneの純正アプリの「メモ」には、テキスト入力機能の他に、さまざまなツールが備わっています。
今回は、紙面上のテキストをワンタップでデータ化できたり、複数の画像を小さくまとめてスクラップブックのようなページを作れたりする、便利な小技を5つご紹介。
より自分らしい使い方ができる方法を、ぜひ見つけてみてくださいね。
1. iPhone「メモ」で紙や画面上の文字を瞬時にデータ化
まずは、「メモ」の『テキストをスキャン』機能からピックアップ。本機能では、紙面や画面上の文字をカメラで読み取るだけで、正確かつスピーディなテキストのデータ化が可能なんです。
アプリを開いたら、プラスボタンから『カメラ』のアイコンをタップ。
ここで『テキストをスキャン』を選択しましょう。
画面下部がカメラに切り替わったら、保存したいテキストへレンズを向けて『入力』を押せばOK。
あっという間に、テキストのデータ化が完了しますよ。
日本語や手書き文字にも対応しているので、多様なシーンで活躍してくれそうです。
参考書や資料の必要な部分をスキャンすれば、勉強や仕事がより効率的に進められるかも!?
2. 日付表示は『編集日』と『作成日』から選べる
「メモ」の上段には、最新の『編集日』が表示されますが、継続的にメモ内容を更新していると、『作成日』がいつだったか気になることもありますよね。
そんな時は、『編集日』の日付部分をタップ。
これで表示される日付を、メモを最初に作成した『作成日』に切り替えられます。
設定の変更は各メモごとに保存されるので、必要に応じて日付の表示スタイルを選んでみて。
3. チェックリストに『インデント』機能があるの知ってる?
メモ内容にチェックマークが入れられる、『チェックリスト』機能を愛用している人も多いですよね。
そんなチェックリストに密かに備わっているのが、テキストの文頭に余白を追加してくれる『インデント』機能。
入力済みのテキスト部分に指を当て、右へスワイプするだけで『インデント』が作成できますよ。左スワイプで解除も可能。
リスト内の重要度や時期などに合わせて、『インデント』を加えてみてはいかがでしょうか?
4. お好みのウィジェットスタイルでメモをチェック
アプリを開くことなく、ホーム画面でメモ内容を確認できるウィジェットも欠かせないツール。
「メモ」には、6種類のウィジェットが用意されています。
指定したメモページをホーム画面に表示したい場合は、『メモ』のウィジェットを追加。
これで目的のメモがホーム画面で目視できるだけでなく、タップ操作でダイレクトに指定したメモページへ移行可能になりますよ。
直近で編集したメモを優先的にチェックしたい方は、最新のメモ内容がホーム画面に表示される『フォルダ』のウィジェットを設定しておくと良いかもしれません。
5. メモアプリがスクラップブックに大変身!
最後にご紹介するのは、画像をまとめて保存しておきたい時に役立つテクニック。
例えば、撮りためたコーディネート写真などを貼り付けていくと、スクラップブックのようなページに仕上がります。
まずは、iPhoneの「写真」アプリで『被写体切り抜き』機能を使って被写体だけを抜き出し、画像をコピーしましょう。
これをメモへ貼り付け。デフォルトの画像サイズだと写真が大きすぎるため、画像部分を長押ししてください。
『小さなイメージ』を選択。
これで、メモ画面に適したサイズに画像が自動調整されました。
同操作を繰り返せば、複数の画像を1つのメモ画面でまとめてみられる、スクラップブック風のメモが完成しますよ。
未体験の「メモ」機能を今すぐ試そ!
いかがでしたか?「メモ」に装備されているスペックをフル活用して、ライフスタイルに適した使い方をしてみてくださいね。