iPhone向けの、iOS 16.3が公開されました。
最新ソフトウェアには、新しい壁紙が追加されたり、iCloudにより高度なセキュリティシステムが導入されたりしています。
よりユニークで安全な端末になるよう、最新版へアップデートしてみませんか?
iOS 16.3に、新デザインの壁紙「ユニティ」が仲間入り
Appleが公開している壁紙素材に、新しい「ユニティ」が加わりました。
これは、毎年2月にアメリカやカナダなどで行われる、アフリカ系アメリカ人に敬意を示す行事『黒人歴史月間』を記念したデザインなのだとか。
ロック画面の壁紙設定画面では、スワイプ操作でデザインの一部分を好きな色合いに変更できます。
また、時刻表示部分のフォントにもご注目!
その他の壁紙にはない、スペシャルなフォントが用意されていますよ。
ホーム画面にセットすると、各モチーフに黒のアウトラインが加わり、まるでステンドグラスのような見た目に変化しました。
Appleのクリエイティブチームが集結して作り上げた、おしゃれで色鮮やかな壁紙を試してみてはいかが?
iCloud上の「メモ」や「写真」データを、より強固に保護
さまざまなデータの保管やバックアップに役立つiCloudは、より安全性を高めた設計にアップデート。
万が一クラウド上でデータの漏洩が起きてしまっても、情報を暗号化するシステムのおかげで、データ流出を防げるといいます。
早速試してみたい方は、設定アプリのユーザー名から「iCloud」の項目へと進みましょう。
次に、「高度なデータ保護」をタップ。
ここで「高度なデータ保護をオンにする」を選択し、
トラブル発生時のアカウント復旧に必要となる、「普及用連絡先」の登録や「普及キー」の作成を行なってください。
厳重に保護しておくべきデータを持っている方などは、活用してみると良いかもしれません。
緊急電話の誤発信を防ぐ新システムも登場
Face IDを搭載したiPhoneの場合、両サイドにあるボタンを長押しし続けると、「緊急SOS」機能が立ち上がり、素早く緊急通報サービスにつないでくれます。
便利な機能ではあるのですが、バッグに入れた端末などから誤発信されることも多いそう。
そのためiOS 16.3からは、「長押ししてから離して通報」へと操作方法が変更されました。こちらは、アップデートを行うと自動で切り替わるようになっているので、特に設定を変更する必要はありません。
設定アプリの「緊急SOS」を開くと、変更点を確認することが可能ですよ。
16.3へアップデートしちゃいましょ!
新しい壁紙などを早速試してみたい方は、設定アプリの「一般」にある「ソフトウェアアップデート」より、最新版をダウンロードしてインストールしてみてくださいね。