年末年始が近づいて来ると、クリスマスパーティーや忘年会など、みんなで集合写真を撮る機会が増えそう。
今回はそんな時に役立つ、音声を使ってカメラのシャッターを自動で切る、iPhoneの設定をご紹介します。
自分で決めたフレーズをスマホに向かって唱えれば、全員が揃った写真を簡単に撮影できちゃいますよ。
集合写真や自撮りに大活躍!声で写真を撮るiPhone設定
それでは早速、iPhoneの設定アプリを開いてセッティングしていきましょう。
まずは、『アクセシビリティ』を選択。
次に『音声コントロール』へと進みます。
デフォルトではオフになっている『音声コントロール』を、オンに切り替えてください。
音声コントロールの指示を日本語で出したい方は、『言語』をタップして、日本語に切り替えておくのがおすすめ。
言語設定が完了したら、『コマンドをカスタマイズ』から『カスタム』へと進みましょう。
『新規コマンドを作成』で、自分専用の音声コマンドを作成していきますよ。
新規コマンドの作成画面では、画面左上に青いマイクマークが出現。これは、音声コントロールがオンになっていて、iPhoneが声によって操作できる状態になっている証なんです。
そのため、シャッターを切るための『語句』(コマンド)も、音声によって入力可能に。
iPhoneに向かって、写真を撮影する際に使いたいフレーズをつぶやいてみてくださいね。
カメラの撮影ボタンを意識して、ジェスチャ登録
語句を登録できたら、そのフレーズをつぶやいた際に開始される動作を設定していきます。
まずは『アクション』をタップ。
『カスタムジェスチャを実行』へ進みましょう。
新規ジェスチャ画面で、カメラの撮影ボタンを押すように、画面を複数回タップすればOK。
カメラの撮影ボタンの位置が曖昧な時は、『カスタムジェスチャを実行』を開始する前に、一旦カメラアプリに移動し、ボタン位置をチェックしておくと良いかもしれません。
ジェスチャを登録できたら、右上『保存』を押してください。
アクションのページに戻ったら、『新規コマンド』ボタンをタップし、右上『保存』を選択すれば設定完了!
「はいチーズ」って言うだけで、iPhoneのカメラが自動撮影
音声コントロールが完成したら、カメラアプリを開いて試し撮りしてみてください。
今回は、「はいチーズ」と登録したので、そのように喋りかけると…
こんな風に自動で撮影ボタンが押されて、ハンズフリーで写真がとれちゃいましたよ。
登録する『語句』はどのようなものでもOK。
また、ジェスチャ登録の時に、シャッタースピードを早めて連写風にしたり、撮影枚数を増減したり、思う存分自分流にカスタマイズできます。
クリスマスパーティーなどの集合写真や、自撮りの撮影時に役立つ今テクニックを、ぜひ活用してみてくださいね。