Webサイトを閲覧していると、「すべてのCookie(クッキー)を受け入れる」などと書かれた、ポップアップ画面が表示されたことはありませんか?
詳細は分からないけれど、とりあえず“許可する”、または“受け入れる”を選択している人も多いかもしれませんね。
今回は、そんなCookieの役割をご紹介。意外と重要なお仕事をこなしてくれているので、この機会にちょっぴり詳しくなってみませんか?
最近よく見かける、「Cookieを許可」ってどういう意味なの?
Webサイトやアプリなどで見かけることが増えた、Cookieにまつわる表示。
Cookieとは、Webサイトを訪れた人のアクセス情報などを、ブラウザに一時的に保存する仕組みのことです。
例えば、ショッピングサイトで気になるアイテムをカートに入れたまま、一旦ページを離れてもう1度同じサイトを訪れた時、カート内に先ほどのアイテムが追加されたままになっていたりしますよね。
これはブラウザに保存された、Cookieのデータによるもの。この他、ログイン情報の保存など、さまざまな内容がここに記録されているといいます。
Cookieの使用を許可しておけば、Web操作をスムーズなものにしてくれますよ。
プライバシーが気になるなら?
Cookieに含まれるデータは、ユーザーの趣向に合わせた広告を表示するための、ターゲティング広告にも反映されています。サイトによっては、Cookieの設定画面で、この項目をオフにすることも可能。
プライバシーをしっかり守りたい方は、設定部分をチェックしてみてください。
Cookieをブロックするとどうなるの?
iPhoneでは、設定アプリの「Safari」から、『すべてのCookieをブロック』という設定もおこなえますよ。
ただ完全にブロックしてしまうと、サイトにサインインできなくなったり、Cookieが必要だとメッセージが表示されたりなど、一部のWebページが正常に機能しなくなることがあるそうなのでご注意を!
Cookieのことがちょっと分かったかも!?
Apple社はプライバシー強化に力を入れているため、iPhoneユーザーの方はCookieに関する表示に遭遇する機会が、増えているかもしれません。表示が出てきた時は、自分に合った設定にしてみてくださいね。