iOS 15の「集中モード」は、iPhoneに届く通知をライフシーンごとに調整できる新機能です。
集中したい時でも、お知らせ音が聞こえると、ついスマホに手を伸ばしてしまいがち…。なんていう人は、ぜひ使ってみてくださいね。
「集中モード」ってどんな機能?
勉強や読書など、誰にも邪魔されることなく、何事かに没頭したい時ってありますよね。そんな時こそ、「集中モード」の出番。
この機能では、通知許可する連絡先やアプリ選択/集中モードの状況共有/表示ホーム画面選択/ロック画面の表示スタイル/自動切り替え、以上の6項目を細かく設定することが可能です。
これらをカスタマイズすることで、集中力を削がれることなく、取り組みたい事柄にしっかり向き合える環境が作れそうですね!
自分好みの集中モードに設定してみよう
それでは早速、『設定』アプリ内にある「集中モード」欄をチェックしてみましょう。コントロールセンターからも設定できます。
おやすみモード/パーソナルなど、いつかのメニューが表示されたら、用途にあったものを選んでみて。右上プラスボタンで、その他のメニューも確認できますよ。
今回は「読書」を選択してみました。まず、通知を許可する連絡先を、〈追加〉ボタンで選んでください。
〈その他の人〉の欄では、着信を受けるかの選択がおこなえます。
画面下には、1タップで全ての連絡先からの通知&着信をシャットアウトできる、〈誰も許可しない〉も装備。
次は、通知を許可するアプリの選択をしてください。〈即時通知〉をオンにしておくと、各アプリの重要なお知らせだけは、送られてくるといいます。
次に3つのオプションで、より自分らしくカスタマイズしてみてはいかがでしょうか?
〈集中モード状況〉を有効にすると、メッセージアプリで連絡をしてこようとした人に、“この人は、通知を受け取らないようにしています”のコメントを表示。さりげなく、忙しいアピールができるんですよ。
〈ホーム画面〉では、集中モードをオンにしている時に、表示するホーム画面が選択可能。これには事前に必要なアプリだけを、1つのホーム画面にまとめておく必要があります。
万が一スマホに触れてしまっても、集中力を削がれるアプリが表示されないため安心。
〈ロック画面〉には、制限していた通知をロック画面でまとめて確認できる設定などが、搭載されていますよ。
最後に〈自動的にオンにする〉を使い、集中モードが自動的に有効になるよう設定しておくとよさそう。集中モードを有効にしたい時刻/場所/アプリを、それぞれ設定すればOKです。
読書に利用するアプリを登録しておけば、それを開くだけで「読書集中モード」がオンになるなんて、とっても便利!
自動切り替えを設定していない集中モードは、コントロールセンターでオン/オフ操作ができますよ。
おやすみモードと睡眠の違いって?
集中モードのメニューにある“おやすみモード”と“睡眠”、その違いに戸惑うユーザーの声も上がっているんだとか。
実は、“睡眠”は眠りにのみ向けた機能となっています。そのため、ヘルスケアと連携されたり、就寝準備時間が来ると自動でオンになったりする仕組み。
“おやすみモード”は、iOS 15以前から存在していたもので、元祖集中モードのような機能です。こちらは、睡眠より幅広い場面で使えそう。
カスタムモードのアイコンに注目
〈カスタム〉では、デフォルトメニューにはない、自分だけの集中モードを作成することも可能です。
名称をつけるページでは、アイコンも選べるようになっていますよ。特に、かわいいと人気なのがハートマーク。
この集中モードをオンにすると、先程のハートのアイコンがロック画面に表示されるんです。
テンションが上がらない勉強タイムも、このアイコンのおかげでちょっぴりやる気が出るかも!?
集中モードを使いこなそう!
いかがでしたか?望まない通知などを制限できれば、集中力が持続できそうですよね。iOS 15にアップデートした方は、「集中モード」をぜひ使ってみてください。
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