今年もオンラインで開催されたAppleの開発者向けイベント『WWDC』。
今回のイベントでは、iPhone向けの「iOS 15」に搭載される新機能などが発表されました。
今から注目しておきたい、新機能の数々をピックアップしてご紹介します。
FaceTimeがアップデート!ビデオ通話の選択肢が増えそう
すっかり私たちのライフスタイルに定着したオンライン通話。iOS 15では、iPhone内にあるビデオ通話機能「FaceTime」が、より使いやすくアップデートされますよ。
今まではAppleユーザー間でのみ通話が可能でしたが、Webブラウザの利用でAndroidやWindowsユーザーとの会話が可能になるんです。また、音質もよりクリアなものになるそう。
ビデオ通話の際、意外と気になるのが背景に部屋が映り込むことだったりしますよね。でも新しいFaceTimeなら、カメラアプリのポートレートモードで、背景をぼかした画面で通話することが可能に!
通話相手と一緒に、音楽や映画を楽しめる〈SharePlay〉も搭載されます。この機能によって、会話ツールとしてだけでなく、エンターテイメント要素も兼ね備えたものとしても活躍してくれそうです。
集中したい時におすすめ!アプリの通知管理が可能に
勉強などに集中して取り組みたいタイミングで、不意に届いたアプリ通知に気を取られてしまった経験は誰にでもありますよね。新しく誕生する通知管理システム〈フォーカス〉が、そんな悩みを解決してくれますよ。
この機能ではユーザーの状況に合わせて、通話や通知をまとめて待機させることができるようになるんだとか。今までより細かく、素早く設定がおこなえるのでとっても便利になるといいます。
就寝時やプライベートな時間を重視したい時に、ぜひ使ってみて!
また通知の外観も一新され、連絡先の写真が追加されたり、アプリのアイコンが大きく表示されたりするそうですよ。
「iOS 15」でiPhoneがもっと便利に!
写真に写るテキストを自動認識してくれる、〈Live Text〉も便利な予感。例えば、写真に写る電話番号を取り出して、そのナンバーへ電話をかける…なんてことが叶うようになります。
その他、メモアプリに分類がしやすくなるタグ機能の追加や、天気アプリは背景がアニメーション化されるなど、様々なコンテンツが一新される模様です。
そんなリリースが待ち遠しい「iOS 15」は、今年の秋より一般ユーザー向けにリリース予定となっています。ぜひ公式サイトなどで、その全貌をチェックしてみてくださいね。