ピント調整や明るさの調整などをカメラに任せず、撮影前に自分で調整して好みの画に近づける“マニュアル撮影”。
今回は、そんな“マニュアル撮影”を楽しめる無料のカメラアプリ『ヤメラ』をご紹介します。
“マニュアル撮影”はどんな時に使うの?
たとえば月を撮影したい時、通常のカメラアプリだとこのようにぼやっとしてしまい上手く撮れないですよね。
このような撮影が難しい被写体、例えば“月”や“花火”、“速く動く物”を撮りたいときは、マニュアル撮影で上手く調整するといつもより綺麗に撮れるんです。
こちらは、『ヤメラ』を使って「露出」を抑え、「ピント」を手動で調整した月の写真。
“マニュアル撮影”をすると、通常のカメラアプリで撮った時よりも格段に綺麗な写真が撮れていますよね!
①「ピント」を調整する
ピントの調整方法は、画面下の「FOCUS」を選択して、モードを「ロック」に切り替えます。
その後、「Position」のバーを動かすとピントの位置を手動で調整することができます。
オートでは調節しきれない絶妙なピント合わせをしたい時に使うと、狙ったところにきっちりピントを合わせることができますよ♩
②「露出」を調整する
暗い場所での撮影や、速く動く物を撮影したい時に使う露出の調整は「EXPOSURE」から行うことができます。
手動で調整する場合は「カスタム」を選択し「Sutter」からシャッタースピード、「ISO」から光を受け取るセンサーの感度を調整することができます。
例えば、速いものを撮る時はシャッタースピードを速くして明るさは「ISO」で調整したり、月などを撮る場合にはより鮮明に映るように「ISO」の感度を低めに設定して、シャッタースピードで明るさを調節してあげると、綺麗な写真を撮ることができますよ♡
③「ホワイトバランス」を調整する
ホワイトバランスでは「ロック」を選択すると、画像の色温度と色合い調整することができます。
「Temp」のバーを動かすと色温度を調節することができ、数値を大きくすると赤っぽい色味に、小さくすると青っぽい色になります。
「Tint」のバーを動かすと色合いを調節することができ、カラーフィルターを掛けたような画を作ることができます。
白をより白く見せたい時や、写真にニュアンスを加えたい時に使用するのがおすすめです♩
露出の調整などはシャッタースピードとISO感度の関係を理解しておく必要がありますが、使いこなすことができれば、今までスマホでは撮れなかったような写真を撮ることもできそうです。
みなさんもぜひこのアプリで“マニュアル撮影”に挑戦してみてくださいね♡
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆