人気のモノクロ加工アプリですが、使ってみると彩度の異なるフィルターを何種類か揃えているだけというものが多く、すぐに飽きてしまったりしませんか?
しかし、今回ご紹介する『Darkr(ダークルーム)』は、使えば使うほどモノクロ写真の奥深さにはまっちゃうアプリなんです♡
暗室での焼き付けを疑似体験できる
実際のフィルム写真の場合、撮った写真をいきなり写真紙にプリントすることはできないので、一度白黒が逆転した「ネガ」という画になります。
そしてネガを写真にプリントする時には、暗室で「焼付け」という作業を行います。
「焼付け」は写真紙に光を当て焼くことで濃淡をつける作業で、光がたくさん当たった場所は黒が濃くなり、光の当たらない部分は白いまま残ります。
そのため、写真紙にネガを重ねて焼くことで、ネガの白い部分は黒く、黒い部分は白く転写され写真が完成するということになります。
そんな「焼付け」をこのアプリ上で疑似体験してみましょう♩
写真を撮影してネガを作る
アプリを立上げると、ホーム画面が表示されますので「POCKET-CAMERA」を選択します。
こちらが撮影画面です。覗き窓も小さめで、早速アナログ感を体験できますね♡
右上の黒いボタンがシャッターなので、ここをタップすると撮影できますよ。撮影した写真を確認する際は、カメラの左下の写真をタップしましょう!
写真はネガとして保存されているので、プリントしたい場合は写真を選択し画面下にある「Darkroom」で焼付け作業を行います。
暗室での焼付け作業にトライ
すでにカメラロールに保存されている写真を加工したい場合は、「Lightbox」の画面で右上の「写真フォルダマーク」を選択しましょう。
カメラロール内の写真もネガで表示されるので、プリントしたい写真を選択します。
写真を選択したら、焼付け作業に移ります。
まずは、焼付け時間を選択します。
焼付け時間は左に並んでいて、縦にフリックすることで2~80秒まで2秒間隔で選択することができますよ。
時間が長いほど黒っぽい写真になります。
次に、横にフリップして写真の濃淡を選択します。こちらは00~5までの12フィルターからチョイス。
これでモノクロ写真が焼き上がります♡
部分的にモノクロの調整ができる
このアプリの優秀なところは、部分的にモノクロやぼかしの調整ができるところ。
たとえば、この写真のケーキの部分だけを少し明るくするということもできちゃうんです♪
まずは「Dodge」を選択し、明るさを調整します。焼付け時間のマイナスが大きいほど明るくなりますよ。
明るさを決めたら「Mask」を選択をします。
「Cut」で選択「Patch」で削除することができ、赤いマスクをかけた部分だけが明るくすることができます。
逆に、部分的に暗くしたい場合は「Burn」を選択してください。
「Burn」の場合は「Mask」を選択すると写真全体が赤いマスクで覆われるので、暗くしたい箇所だけ「Cut」でマスクを消していきます。
これで、ケーキの下の部分だけ暗くなりました♡
他にもこのアプリ内で写真の切り抜きや、ぼかし加工もできますよ!
みなさんも、このアプリを使ってこだわりの1枚を作ってみてくださいね♩
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆