iPhoneユーザーでも意外と使っていないのが「検索」機能。
今回はあらためて、iPhoneの標準「写真」アプリの検索機能をご紹介します。これがけっこう便利なんですよ♩
AIによる写真の自動認識・分類が便利な件!
写真アプリというと、一覧かアルバムから目的の写真を探すケースが多いと思われますが、実は検索で簡単に探し出すこともできちゃいます。
検索に際しては、任意のキーワードを入れて探すことができます。
ここで注目したいのは、あらかじめ写真にタグ付けをする必要はないという点。
一般的なキーワードを入れれば、それを元にAIが全データを対象に検索して自動的に認識、そして分類してくれるんです。
特殊(マイナー)なキーワードを使わなければ、写真の認識精度はまずまず。
たとえば「花」をキーワードに検索すれば、加工の有無に関係なくちゃんと花の映った写真を探し出してくれます。
こちらは、「料理」ではなく「食事」で検索してみた画面。
個別包装されたビスケットやビンに入ったジャムなども「食事」に入るあたり、どちらかと言えば分類は緩めに行われているようですね。
もちろん、つねに正しい認識が行われるわけではありません。
先ほどの「食事」では、こんな風にうっすらと雪の積もった茶畑が検索結果に表示されることも。
確かに、ぱっと見にはお菓子っぽく見えなくもない……のかな?
あくまで、「それっぽい」ものを抽出してくれる機能ですが、割り切った上で上手く使えばなかなか便利な機能ですよ!
人物の自動認識や撮影場所による自動分類も便利
また、AIによる自動認識・分類は人物の顔に対しても行われます。
こちらはアルバムの中に「ピープル」という項目が自動的に作られているので、多くの方が見たことはあると思います。
ちなみに、甥っ子が0歳(誕生直後)の時と3歳の時の写真をちゃんと同一人物として認識しているので、キーワードによる検索より精度は高いかもしれません。
さらに、撮影場所による自動分類もなかなか便利。
あちこちに旅行に行くような方は、地図上から写真を分類できて重宝しますよ♩
ただし、この機能はGPSの利用をオンにしておかないと使えないのでご注意を。
あまり自己主張してこない、どちらかと言えば地味な存在である標準「写真」アプリの検索機能ですが、慣れればけっこう便利なのでぜひ活用してみてくださいね♩