iPhoneには指定した時間になると自動的に画面色を暖色に変更してくれる「Night Shift(ナイトシフト)」モードがありますが、今回ご紹介する『ディスプレイ調整』機能を使えば、ナイトシフト設定とはまったく別に、好みの色合いに画面色を調整することができます!
色合いや強度を自由に指定。好みの画面色にしてみよう♩
画面の色合いを変更するためには、「設定」アプリの「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」から「カラーフィルタ」を選択します。
かなり階層の深い部分にあるので、普段はなかなか気づかない機能ですね…。
カラーフィルタをオンにすると、画面下部に詳細設定の項目が表示され、色相や強さを設定できるようになります。
説明がないのでわかりにくいのですが、画面上部に表示される色鉛筆などの部分は、「こんな感じに見え方が変わる」と確認するためのプレビュー用途に使うだけ。
設定はあくまで下部の選択とスライダーで行います。
なお、ディスプレイ調整で変更した色合いは、画面上での見え方のみ変わります。
スクリーンショットを撮影しても元の色合いでしか保存できないので、その点はご注意を!
わざわざ画面の色合いを変化させる必要があるのかというと、多くの人にとっては必要がないかもしれません。
ですが、たとえばSafariなどでWebブラウジング中に、画面の白さがどうしても目にきつく感じられるような方にとっては……。
画面の明るさはそのままに色合いだけを変えることで、かなり目に優しくなることもあります。実際、私の場合はかなりラクになっています♩
写真や動画を観るときにはオフにした方が良いと思いますが、iPhoneを長時間使うときには重宝する機能ですよ!
色覚異常の補助用に調整されたカラーフィルタも
さらに、カラーフィルタには色覚異常(色弱)がある方でも画面を見やすく(色を識別しやすく)するためのフィルタも用意されています。
色覚異常はとくに男性に多いのですが、もしも周囲にiPhoneのディスプレイ調整機能を知らずに使っている方がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね!