AppleはiPhone 6以降のiPhoneに対して、保証対象外のバッテリー交換費用を8800円から3200円に値下げすることを発表しました。
これにより、保証期間を過ぎたり、AppleCare+に加入していない場合でも、格安でiPhoneのバッテリーを交換できるようになりました♩
バッテリーが劣化したiPhoneのパフォーマンス
![](https://isuta.jp/category/iphone/wp-content/tmp/vol/2018/01/media_19b68603d82274e1eb17769ee36734bb3059b323.jpg)
画像元:iFixit
ことの発端は、あるiPhoneユーザーによる、劣化したバッテリーと新品のバッテリーを搭載したiPhoneでの比較性能試験。
この結果、「バッテリーが劣化したiPhoneでは性能が意図的に抑制されているのでは?」という疑問が生じたのです。
これに対してAppleは「古くなったバッテリーによる突然のシャットダウンを防ぐため」という公式声明を発表。
ですが、ユーザーとしては「新しいiPhoneへの買い替えを促すために、わざと性能を抑制しているのでは?」という疑いをどうしても持ってしまいます。
実際、「バッテリーもヘタってきたことだし、今年は新しいiPhoneに買い換えようかな」という考え方は珍しくないですしね。
保証対象外iPhoneのバッテリー交換費用が3200円に!
![](https://isuta.jp/category/iphone/wp-content/tmp/vol/2018/01/media_69e71f50f69d805ec7ddc7468543749c2f8a299a.jpg)
画像元:iFixit
Appleが本当のところはどのように考えていたかはわかりませんが、多くのユーザーにこうした疑いを持たれたのは事実。
そこでAppleは、この問題に関して正式に謝罪するとともに、あらためてAppleのバッテリーに対する考え方を説明。
![](https://isuta.jp/category/iphone/wp-content/tmp/vol/2018/01/media_66732a83889acb62a3090aded9a636d4af57b5f5.jpg)
画像元:Apple
その上で、iPhone 6以降を持っているすべてのユーザーに対して、保証対象外のiPhoneのバッテリー交換の金額を8800円から3200円へと減額することを決定しました。
購入から1年の保証期間内、あるいはAppleCare+に加入している2年以内の場合は無料で交換できますが、それ以外の場合でも格安で交換してもらえるわけですね。
ただし、非正規のバッテリー交換を行っている場合は対象外になるので注意しましょう。
2018年12月まで継続し、診断結果に関わらず適用可能に
![](https://isuta.jp/category/iphone/wp-content/tmp/vol/2018/01/media_ecd0bfcc2b7bce2e34cba66b25c1ce0f312732da.jpg)
画像元:Apple
なお、本来であればiPhoneのバッテリー交換はバッテリー状態の診断結果に基づいて行われますが、今回のプログラムでは診断結果に関わらずに交換が行われる見込みです。
2018年の初頭には、自分でバッテリー状態を確認できるようなiOSアップデートが行われる予定なので、そちらも参考になりそうですね。
また、本交換プログラムは2018年12月まで行われる予定なので、今年いっぱいでバッテリーの劣化が感じられた場合でも安心ですよ♪
iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、お客様にお伝えしたいこと / Apple
https://apple.co/2CDG15v
![](/assets/spacer-ratio-6-5-6fb6d2683ff058782316b08a8551809d2b0532b1522be61d0972493a94a0ad57.png)
![](/assets/spacer-ratio-6-5-6fb6d2683ff058782316b08a8551809d2b0532b1522be61d0972493a94a0ad57.png)
![](/assets/spacer-ratio-6-5-6fb6d2683ff058782316b08a8551809d2b0532b1522be61d0972493a94a0ad57.png)