先日ご紹介した、グリップとシャッターボタンでiPhoneを本格的なカメラのように変えてくれるケース『SNAP! 8』。
手元に届いたので、さっそく使い勝手をレビューしたいと思います!
購入前に気になる部分もしっかり押さえていきますよ♪
SNAP! 8の外観とシャッターの仕組み
SNAP! 8の最大の特徴は、カメラとして構えたときに最適な位置にあるシャッターボタン。
この仕組みがアイデア賞もので、シャッターボタンとボリュームトリガーボタンがひとつながりのパーツになっていて、シャッターを押した動きが反対側へと伝わって音量マイナスボタンを押し、シャッターを切ることができるんです♪
なので、ボリュームトリガーに対応していれば、標準カメラアプリ以外でも問題なく使えます。
ケースの表面は、2/3ほどにヘアラインのような木目のような独特な加工が施されています。
プラスチックとは思えないほどの高級感があり、のっぺりとした印象の前モデルとは雲泥の差ですよ(^_^)
ケース下部(iPhone左側面)は、音量のマイナスボタンがシャッターに連動し、プラスボタンはカバーが、マナースイッチはむき出しになっています。
マナースイッチ部分はけっこう開いているので、操作に苦労することはありません。
ケース上部(iPhone右側面)にはシャッターボタンが配置され、電源ボタンはカバーされています。
iPhone下部はオープンタイプとなっているので、純正以外のLightningケーブルを使っている場合でも安心。
私のようにNETSUKEアクセサリーを付けていても、ご覧の通りそのまま取り付けることができます。
また、私が購入したのはiPhone 7/8 Plus用モデルですが、デュアルレンズも問題なく使えるように設計されています。
そして、一見しただけでは地味ながら、ものすごく良い仕事をするのがこちらのサムレスト。
これは、カメラとして構えた際に親指を支えるパーツになります。
iPhone 7 Plusでの撮影も抜群の安定感♪
SNAP! 8に取り付けたiPhoneを構えてみると、これはもうカメラ以外の何ものでもありません!
グリップとサムレストによる安定したホールド感は、もはや素のiPhoneとは完全に別次元にあります。
言うなれば、iPhoneの軽さに対してデジタル一眼レフカメラ並みのグリップが付いているような感じで、iPhone 7 Plusでも片手でしっかりとホールドしながらシャッターを押すことができます。
こうしてホールド感がアップすると、さまざまなアングルでの撮影も簡単に行えるようになります。
たとえば、地面すれすれから上を見上げるようなアングルでも……。
こんな風に危なげなく片手でしっかりと構えることができます。
標準ワイド&マクロレンズセットの使い勝手もなかなか
私は今回、SNAP! 8ケースと標準ワイド&マクロレンズのセットを購入してみました。
レンズなしでも十分以上に活躍してくれますが、せっかくならば交換レンズも使ってみたいですからね♪
一般的なクリップレンズと異なりこのレンズは、ネジでケースに取り付けるSNAP!シリーズ専用となります。
とは言えレンズの仕組み自体は同じようなもので、ふたつのレンズを重ねた状態ではワイドレンズ、大きい方を取り外すとマクロレンズとして機能します。
標準レンズとワイドレンズでの撮影を比較!
iPhoneの標準レンズで撮影するとこの程度の範囲ですが。
ワイドレンズを使うと、かなり広い範囲が撮影できるようになります。
標準レンズとマクロレンズでの撮影を比較!
ただし、標準ワイドレンズの性能はそれほど高いものではなく、周辺部が若干ぼやけたり歪みが生じるのは避けられません。
高品質なワイドレンズを使いたければ、HDワイドアングルレンズ(1万3500円)を購入した方が良さそうですね。
一方のマクロ撮影では、iPhoneの標準レンズではこのくらいまでしか寄れませんが。
マクロレンズを使えば、100円玉サイズではフレームに収まりきらないくらい近くまで寄ることができます。
ワイドレンズの性能はそこそこしかありませんが、2in1なので使い勝手はなかなか良いのではないでしょうか。
おしゃれを求めるならウッドグリップがおすすめ!
じつは先ほどから使っているウォールナット材のウッドグリップは、別売りオプションとなります。
標準で付属してくるのは、ケースの表面加工に比べてかなり安っぽい印象のあるプラスチック製グリップ。
形状的にはどちらも同じだし、標準グリップには三脚取り付け穴も付いていますが。
見た目的にも手触り的にも、そしてiPhoneをオシャレなカメラとして持ち歩きたいならば、ウッドグリップの方が断然おすすめですよ!
カメラを持って出かけよう、そんな休日にぴったりのケース
SNAP! 8を取り付けたiPhoneは、まさにカメラといった感じの見た目と使い勝手。
ですが逆にカメラとしての性能に特化しすぎて、日常使いは微妙と言わざるを得ないのですが、「カメラを持って出かけよう」「撮影ポイントを探しながら散策しよう」「旅行やレジャーの楽しい記録を残そう」——そんな休日の撮影には、この上なくぴったりなケースです♪
SNAP! 8 / コペックジャパン
http://www.kopek.jp/snap8.html
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