iPhone 7 Plusにのみ搭載されていたポートレートモード、使ってみたことはありますか?
ポートレートモードとは、2つのカメラを利用して背景を綺麗にぼかし、被写体を際立たせた写真が撮れるモードのこと。
そんなポートレートモードが、iPhone 8 Plusでパワーアップしています♩
ポートレートモードで写真を撮ると…
まず普通の写真機能で撮ってみると、メインで撮りたい花も、ソファも、後ろにある本棚も全て同じ面にあるかのような、のっぺりとした写真になります。
これでも色がはっきりとしていたり、ソファの質感や花の影なども、iPhone 7 Plusより忠実に再現できるようにはなっています。
ですが少し物足りない印象ですよね。
それがポートレートモードで撮ると、メインの花はくっきりと写り、ソファや花を挿している花瓶はぼやけて写っていて、立体感のある写真に!
ちなみにポートレートモードは近くのものを美しく撮る機能なので、同じ距離で撮影していてもズームしているような画になるのでご注意を。
5つのモードが使えるように
そんなリアルな写真撮影が出来るポートレートモードですが、iPhone 7 Plusではここまででした。
しかしiPhone 8 Plusからは、ポートレートモードの中で、さらにモードを選ぶことが出来るようになったんです♩
切り替えられるモードは、ポートレートモードの選択画面下に表示されます。
使えるモードは5種類。
- 自然光(通常撮影時)
- スタジオ照明
- 輪郭強調照明
- ステージ照明
- ステージ照明(モノクロ)
それでは一つずつ説明していきますね。
スタジオ照明
スタジオ照明というモードでは、その名の通り、スタジオで照明を当てているように、被写体をパッと明るくしてくれます。
元々、光が強いような場所では白飛びしてしまう可能性があるので、自然光だと少し暗いかな? という時に使うのがおすすめです♡
輪郭強調照明
次は輪郭強調照明。
このモードは被写体の周りを少し暗くして、さらに被写体を際立たせてくれる機能になっています。
こちらは周囲が明るすぎて、被写体の輪郭が飛んでしまう時に使うのがおすすめかもしれません。
ステージ照明
こちらのモードは、被写体以外の部分を黒くし、まるでステージ上にその人だけがいるような印象の写真にしてくれます。
ステージ照明のモードで写真を撮る時、画面の中央に円が表示されるのですが、この円の中に被写体をおさめるように撮らないと、ステージ照明のモードが適用されません。
この花束だと全体が入らなかったので、違う被写体を使い、円の中におさめるように撮ると…
iPhoneが自動で編集をしてくれて、背景が黒くなり、被写体である花だけが写っている写真になりました!
この機能が本当に楽しくて、人で試したり、物で試したりと、色んな写真を撮りすぎてしまうほど♩
ステージ照明(モノクロ)
ステージ照明(モノクロ)は、そのモノクロバージョン。背景の黒はそのままに、被写体を白くしてモノクロ写真を作りあげてくれます。
ポートレートモードはそれだけでも、ものすごく写真撮影がはかどる機能でしたが、パワーアップしたモードを使えば、より写真撮影が楽しくなります♡
iPhoneでここまでのプロ仕様の写真が撮れるなんて、とても驚きですよね!
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