新しいiPhoneが発売されると、それにあわせてOSや主要アプリにも大きな変更があります。
今回は、MacのiTunesを使ってiPhoneアプリを管理していた方にとって、非常に重要な変更があったのでチェックしてみましょう!
iTunes 12.7からはiOSのApp Storeが削除された!
これまでのMacのiTunesには、iOSのアプリを管理するための「App」というメニューがありました。
App Storeにアクセスしてアプリを探したり、自分が購入したアプリをライブラリとして管理することができました。
中でも重宝していたのが「アップデート」の機能。
ライブラリに入っているすべてのアプリについて、アップデートの有無を自動的に確認できたのですが。
これの何が便利かというと、iPhoneから削除したアプリでもMacのiTunesライブラリに入っていれば確認できるという点。
たとえば、いったん最後までクリアしたので、容量確保のためにiPhoneから削除したパズルに、新しいステージが追加されたような場合。
iTunes側でアップデートがあることを確認したら、iPhoneで再インストールするといった使い方ができたわけです。
ところが、今回のiTunesのアップデートでは音楽や映像などのエンタメ系に重点を移し、iOSのアプリ管理は対象外となってしまったのです。
メニューリストからもAppが選べなくなっていますね。
iPhoneにすべてのアプリをインストールしてしまうと、かなり容量を使ってしまうのが問題となります。
この点に関しては、iOS 11で追加される予定の「オフロード」機能に期待したいところ。
使用頻度の低いアプリを、書類やデータは残しつつ自動的に削除してくれるらしいので、アップデートの確認とあわせてどんな仕組みになるのか楽しみにしましょう!
ファイルの転送機能は残されているのでご安心を♪
MacのiTunesでiOSアプリの管理ができなくなったと聞いて、ファイル転送(共有)機能が心配になった方もいるかもしれません。
各アプリで使うファイルを有線で高速に転送できるだけでなく、中にはこのファイル共有機能でしかファイルのやり取りができないアプリもありますからね。
iPhoneを接続したとき、アプリを管理する項目はなくなってしまったので、ストアから削除されたアプリのインストールは不可能になりましたが。
ファイル転送の機能だけはしっかりと残されているのでご安心ください♪
ただし、ファイル管理に関してはiOS 11で大きく変わることも予想されるので、iTunes側もそれにあわせて変わっていくかもしれませんね(^_^)
いずれにせよ、これまでMacのiTunesでアプリ管理をしていた方は、使い勝手の変更に慣れていきましょう!