iPhone Xの目玉機能のひとつとして発表され、そのおもしろさと可能性で話題になっているのが、顔認識で絵文字が動く「Animoji(アニモジ)」という機能。
動画の30秒あたりから紹介されていますが、なんと、フロントカメラで認識した表情に合わせて、まったく同じように顔タイプの絵文字が動くんです!
Face IDと同じ要領で顔を立体的に捉えて再現!
絵文字が動くだけならばたいしたことはないかもしれませんが、ここまで精確に表情をトレースしていると、あまりのすごさに思わず笑ってしまいます(^_^)
これを可能にしているのが、iPhone XのFace IDにも使われている「TrueDepthカメラ」。
顔を平面的に捉えるのではなく、奥行きを持った立体として捉えることができるのです。
そして、対象となる顔を数十か所のポイントで解析。
これにより、目や口の動きを細かくトレースしています。
カメラに加えて、それを解析できるだけの高速チップの恩恵も大きそうですね(^_^)
オンラインゲームやコミュニケーションなどで広がる可能性
現在のところは、あくまでアニメーションの絵文字を表情に合わせて動かすだけですが。
将来的な応用を考えると、これはものすごい可能性があります。
たとえば、オンラインゲームでゲーム内のアバターキャラに自分と同じ表情をさせたり。
あるいはスカイプなどでの映像コミュニケーションにおいても、本人の顔を出さずに、それでいて感情をダイレクトに反映できるアバターを使えるようになれば、これまでと違ったコミュニケーションの展開があるのではないでしょうか。
まさに、AppleのクックCEOが言うところの「これからの10年」を象徴する要素のひとつ。
これからどんな使われ方をしていくのか、とっても気になりますね♪
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