建物や乗り物の中からガラス越しに外を撮ったり、ショーウィンドウ越しにお店の中を撮ってみたら、映り込みがひどくてガッカリしたり、水辺で撮影したら乱反射がひどくて写真全体が白っぽくなってしまったことはありませんか?
こうした光の反射による写真の失敗は、加工アプリではなかなかリカバーできないもの。
そこで今回は、偏光フィルターレンズを活用した撮影にチャレンジしてみます!
使用したのは、モバイルバッテリーやクリップレンズなどで定評のあるAUKEYの偏光レンズフィルター『PF-C1』。
クリップ式なので、iPhone 7 Plusを含め、ほぼすべてのスマホで使うことができますよ♩
光の乱反射を抑えてくれる偏光レンズ
偏光レンズとはその名前の通り、光を偏らせる、つまり一定方向の光のみを通してそれ以外を遮るもの。
大雑把に言うと、隙間の細かいブラインドで余計な光の乱反射を遮ってくれるようなイメージです。
光の乱反射は、水面やガラス面などの他、空気中でも起きています(空が青いのもこのせい)。
こうした乱反射を抑えて、クッキリとした視界を確保してくれるのが偏光レンズであり、今回は偏光フィルターを搭載したクリップレンズを使ってみます。
TouchRetouchでは消せない映り込みを抑える!
まずは、こちらの映り込み。ほとんど鏡のようなレベルで、反対側の景色がクッキリと映っていますね(^_^ゞ
そこで、不要なものの削除では神アプリとまで呼ばれる定番中の定番加工アプリ「TouchRetouch(タッチレタッチ)」を使ってみます。
ところが、結果としては消したものの代わりに別の風景が映り込むだけ。
これに対して、偏光フィルターレンズを取り付けて撮影してみると、完璧とまではいきませんが、かなりの映り込みを抑えることができました!
ガラス越しに撮影する際には、なかなか強力な味方になってくれること間違いなしですよ♪
水面のぎらつきを抑えて水の中まで見通せるように
次に、日光が乱反射して水面がぎらついているシーンにチャレンジしてみましょう。
個人的には、このぎらつきはけっこう好きなんですが、少なくとも水の中はまったく見えませんよね。
さて、それでは先ほどと同じくTouchRetouchを使ってみますが、やはり上手くいきません。
そもそも想定されている状況が違うので、水面のぎらつき除去はできそうにもありません。
ところが、偏光フィルターレンズを取り付けて同じ場所から撮影してみると。
これが、まるで嘘のように乱反射が抑えられ、川底の石までクッキリと見えるようになりました!
なるほど、釣り人が偏光サングラスをかけるのはこういうわけなんですねえ、と納得できるだけの差異がありますが。
写真としては、ぎらついていた方がむしろ晴天の日の水面っぽくて良いかもしれないので、あくまで好みとニーズに応じて選びましょう。
乱反射を抑え空や緑をより鮮やかに
光の乱反射は、水面やガラス表面だけで起きているわけではありません。
空気中でも起きていて、そのため写真全体が白っぽくなってしまうこともあります。
こうした状況で偏光フィルターレンズを使うと、乱反射が抑えられることで全体的に鮮やかでクッキリとした映りになります。
印象としては、肉眼で見たときの風景に近くなりますよ♪
ただ鮮やかにするだけならば加工アプリを使うという手もありますが、比べてみるとやはり「アプリで加工しました」感が強くなってしまいます。
加工アプリに頼らず、なるべく自然な風景を切り取ってみたいという方は、状況に応じて偏光フィルターレンズを活用してみることをぜひオススメします!
AUKEY 偏光レンズフィルター PF-C1
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