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ガジェットアナログタッチのイラストもiPad Proで再現。ファッションイラストレーター福田愛子さんのLive Artに参加してきた♩
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アナログタッチのイラストもiPad Proで再現。ファッションイラストレーター福田愛子さんのLive Artに参加してきた♩

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2017/07/09
iphonegirlisuta編集部(スマホ)


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Instagram@aiko_fukuda

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Appleのワークショップ「Today at Apple」、7月5日(水)のLive Artは、ファッションイラストレーターとして活躍する福田愛子さんが登場しました。

イラストの作風と同じく、福田さんご本人も可愛いらしい方で、とても和やかなイベントになっていましたよ♡

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モヤモヤしていた会社員時代

もともと趣味でイラストを描いていた福田さんは、アメリカの「NYLON」のあるページに写実的なイラストが挿絵として載っていたことに、とても感動したと言います。

デッサン教室に通ってデッサン力を磨き就職したのはグラフィック会社で、「ファッション×クリエイティブ」な仕事は日々が刺激的。学べることも多かったが、ふと「これはデザインではなく、オペレーターと言う仕事のではないか?」と、違和感を感じた。

不満はないがずっとモヤモヤが続く日々の中で、そのモヤモヤの原因が「自分がやりたいことで仕事が出来ていないから」だと気付いた。

「一緒に仕事をするにはどうしたらいいですか?」

モヤモヤした気持ちを抱えたまま、福田さんはとあるアーティストの講演会に足を運ぶ。

講演が終わり質疑応答の時間になった時、福田さんは「一緒に仕事をするにはどうしたらいいですか?」と尋ねたそう。

回答は「ホームページのフォームからお仕事を依頼してください」という素敵なものではなかったけれど、講演が終わったあと呼び止められた福田さんはイラストへの熱意を込めた手紙を渡し、こう言われた。

「あの場であなたが勇気を出して発言したこと、こうして手紙を書いてきたことがすでに最初のステップになっているのだ」と。そう言われたことで福田さんは、イラストレーターとして生活していくことを決意し、1週間後に会社を辞めてイラストレーターとして活動を始めることとなった。

最初の仕事は「BRUTUS」だった

まずはポートフォリオを制作し、出版社などに営業をしていた。その時のことを福田さんは「人生には何をやってもダメな時期がある。全く仕事に繋がらなかった」と話す。

しかしそんな時期もある仕事を境目に過ぎ去っていく。雑誌「BRUTUS」から声を掛けられ仕事をすることになったのだ。

そして「BRUTUS」での仕事を見たスバルの人から「スバルの広告イラスト」の依頼を受ける。

その後もパナソニック汐留ミュージアムでインテリアイラストを担当するなど、ひとつの仕事がまたひとつ次の仕事を呼び、ファッションイラストレーターとして幅広く活躍することとなった。

アナログタッチはiPad Proでも再現できる

そんな福田さんのイラストの魅力は、ペンで描かれる繊細なアナログタッチにある。しかしそのアナログタッチのイラストを描くのに使っているのは、iPad ProとApple Pencilなのだそう。

--アナログからデジタルに移行したきっかけはなんだったんですか?

福田-昨年ビョークのVRの展示プロジェクトを観に行ったのですが、オールデジタルのアートワークを体験した時に、あまりにSFチックで恐怖を感じたんですね。でもデジタルの面白さって、空間を使って、そういう色々なことができることなんだなと思って。

そこからインスピレーションをもらって、デジタルだけどアナログ感を出せないかなっていう問題意識というか、探究心が生まれて、そこからiPad Proを使って絵を描いてみようかなと思ったんです。

--iPad ProとApple Pencilを使うようになって、作風に変化はありましたか?

福田-あ〜、ないです! 私はペン画で人の影とかもペン1本で描いているので、iPad Proに移行しても同じようなペンツールっていうのは書き味的には問題なくて

でもいちばん細いペンで描いても、私がいつも描くものに比べて線が太かったり色の濃淡が違うっていう問題はありますね。なのでそこの調整の関係で、最初は作風がちょっと違って見えたりとか。

描き方次第なところもあるので、実際のペン画とiPad Proのペンツールを使った絵は意外とそんなに変わらないかなっていうのが、私の中での印象です。

あ、でも色鉛筆で描く作風は、色鉛筆と紙の相性によって表面のザラザラ感が変わるので、それをデジタルで表現するのは難しくて、色鉛筆を使った技法はまだアナログですね

--iPad ProとApple Pencilを使う人に向けて、おすすめな部分はありますか?

福田-おすすめ……、まあ間違えられるってことですよね(笑)アナログのペンって間違えられないんですよ。間違えたら最初から描き直しなんです。

そういうアナログでやると大変なことがiPad Proを使うと、かゆいところに手が届くっていうのには結構感動したりしています。

あとわたし千葉に住んでいて東京に来るまで1時間くらい電車に乗るんですけど、前まではぼーっと過ごしていて。それがiPad Proを持っていると電車内でラフが描けるので、すごくありがたいですよね。

iPad ProとApple Pencilを使って絵を描いてみよう

ファッションイラストレーターとして活動することになった経緯や、iPad ProとApple Pencilを使ったイラスト制作についてお話を聞いたあとは、イベントを観に来ていたお客さんたちと一緒に、実際にiPad ProとApple Pencilを使って絵を描く時間が設けられていました。

実際にデバイスを持っていない人でも貸し出しがあるので、気軽に参加できるところがワークショップの魅力のひとつでもあります♩

福田さんがラフを描く時に使用している「Adobe Photoshop Sketch(アドビ・フォトショップ・スケッチ)」でイラスト制作のデモを行ったあと、お客さんそれぞれがイラスト制作に入ります。

今日身につけてきたアイテムを元にイラストを描く人や、お気に入りの写真を元にイラスト描く人など、色々なイラストが描かれているのが見られたのですが、みなさんとても上手にイラストが描けていたのにびっくり。

こんなにうまく描けるのなら、わたしも今度から挑戦してみたくなりました!

Apple Storeで行われるワークショップ「Today at Apple」では、アーティストと触れられて作品作りが一緒に体験できるので、まだ一度も行ったことのない人は、普段持っているiPhoneなどのApple製品に「こんな使い方があったんだ!」と新しい感動を得られること間違いなしですよ!

またファッションイラストレーターとして幅広く活躍する福田さんの、今後のお仕事にも注目していきたいですね♡

Today at Apple
https://www.apple.com/jp/today/

福田愛子
http://www.aikofukuda.com/

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