今回ご紹介する『おじいちゃんの記憶を巡る旅』は、ひとりの老人が旅をしながら過去に想いを馳せる、美しくも優しい雰囲気のパズルアドベンチャーです。
先日開催されたWWDC 2017において、優れたデザインのアプリに送られる「Apple Design Award 2017」を受賞した傑作。
海外では「Oldman's Journey」というタイトルで5月18日に先行してリリースされていましたが、ついに日本でもリリースされましたよ!
さあ、記憶を巡る旅に出かけよう!
ある日、主人公である老人の元に届いた一通の手紙。
内容はわかりませんが、その手紙に何か思うところがあった様子の老人は……。
さっそく旅支度を調え、自宅を後にしました。
ちなみに、彼がどこへ向かうつもりなのか、手が見に何が書かれていたのかなどは、現時点ではまったくわかりませんよ(^_^)
言葉は一切不要、プレイヤーの想像力で物語が紡がれる
本作は、老人が旅の途中で出会った光景に想い出を呼び起こされるというスタイルを取っています。
たとえば、ベンチに腰を下ろした老人の前には、仲むつまじい様子の恋人たちが。
それを見た老人は、ヒゲをしごいた後に空を見上げ、ふと思います。
そういえば、ワシも若い頃は……と。
思い起こされるのは、若い時分に出会った、とある赤毛の女性の姿。
おそらく、手前の船乗りが老人の若い頃の姿で、後に恋仲となる女性との出会いのシーンなのでしょう。
注目すべきは、これらのシーンに言葉による説明は一切ないという点。
説明もセリフも皆無で、物語は完全にプレイヤーの想像力に任されているのです。
パズルを解いて道を切り拓こう!
基本的にはタップで進むだけのシンプルなアドベンチャーですが。
ところどころでパズル要素も盛り込まれています。
たとえば、このシーンでは、そのままでは先へ進むことができませんね。
そこで、ハンドルを回して対岸まで橋を延ばし……。
さらに、地形を動かすことで道をつなげ、橋までたどり着けるようにしてあげます。
パズルといってもこの程度なので、のんびりまったり楽しめますよ(^_^)
美しいグラフィックと物語に優しい気持ちになれる
プレイヤーの感性に任される部分の大きいゲームですが。
だからこそ、想像力の豊かな人ほど優しい物語を楽しむことができます。
美しいグラフィックも必見の価値があるので、ぜひ皆さんもお試しあれ!
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆
※ Androidアプリは上記iPhoneアプリとはアプリ名称、金額など内容が異なる場合があるのでご注意ください!